映画「ジョン・ウィック:パラベラム」 | 酔いどれぐっちの酒と映画と音楽と…

映画「ジョン・ウィック:パラベラム」

を観てきました。
 
前作「ジョン・ウィック:チャプター2」があまり楽しめなかった上に、「ジョン・ウィック:パラベラム」の設定が「ジョン・ウィック:チャプター2」の直後から話が始まると言う事で、自分の中のハードルを下げて観に行ったら下げたハードルの下をかすめるくらいの感じでした(笑)
 
ストーリーはもう有って無いようなもんですが、要約すると前作で掟を破って世界中の殺し屋から狙われる事になった伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)が、迫りくる追っ手をボロボロになりながらも払いのけつつ「さあ、どうしましょ」と言った感じです(笑)
 
アクションシーンは前評判通りに創意工夫を凝らして飽きられないようにはなっているんですが、ジョン・ウィックには1400万ドル!?もの賞金が掛かっているのに素手で不意打ちしたりして、いくらストーリーは有って無いようなもんだとしても、そこはせめてナイフくらいは持って襲わない?
 
まあ、そこでグサッといったら映画が終わってしまうのは分かりますが(笑)、普通に考えたらジョン・ウィックは何度も死んでんじゃないの?と思うところが多々あって、ちょっと白けてしまいました。
アクションを見せるためにその辺は目をつむったんでしょうけど、もう少し何とかならなかったのかなあと。
アクションだけ見れれば満足出来る人にはおすすめ出来ますが、自分のように粗が目立つのに気付いてしまう人はDVDが出るまで待った方が良いと思います。
 
ちなみに続編やる気満々の終わり方をするので、ひょっとしたら「ジョン・ウィック4」とかやるかもしれません(笑)
でも自分としてはこれ以上続けるとバイオハザードシリーズみたいに収拾がつかなくなるので、止めた方が良いと思うけどなあ。