これ、
誰が知りたいんだろうと思いながら、
w、
自分の記録として書いておきます。
旦那が、
父親がちがう7歳上のお兄さんと、
お会いしてきました。
行政書士さんから教えてもらった住所を、
駅前の自転車屋さんでたずねると、
親切に教えてくれたそうで、
お兄さんの自宅に辿り着くと、
突然なのにお兄さんのお嫁さんが気持ち良く迎えてくださり、
お嫁さんからご主人=お兄さん、の携帯に連絡し、
旦那ともその携帯で直接話しをして、
車で2時間以上かかる場所から、
お兄さんは飛んできたそうです。
お嫁さんにもてなされながら3時間待って、
お兄さんと対面し、
お嫁さんからもざっと聞いていたけれど、
お兄さんのこれまでの人生をお聞きしたそうです。
お兄さんがなぜ行政書士事務所からの手紙を無視したかと言うと、
6年前、
お義母さん、
産みの母が亡くなる前に、
連絡が欲しかった、
会いたかった、
手紙を無視していれば、
そのうちこの弟が訪ねてくるだろう、
と思ったからだそうです。
産みの母の死に目に会えなかったのはとても残念だったそうです。
恨みなどはなく、
ただ母恋しや、
と思ったそうです。
旦那は、
『母親に聞いたけれど、
「会わなくていい」と言ったので、
そのままにしてしまった、
認知症でもあったし。』
と弁解したそうです。
このお兄さん、
それなりにお幸せに歳を重ねたようで、
3人お子さんがいて、
近くに住まいのある結婚された長女さんの新築の家に連れて行かれ、
次女さんも近くまで来ているからと呼びだし、
「俺にも兄弟がいるんだ」
と紹介し、
嬉しそうだったそうです。
旦那は、
このお兄さんがやたらハイなのがちょっと不気味というか、
これから親戚付き合いをしよう、と言われたら、
ちょっとめんどくさい、
と思ったそうです。
w
旦那は立派な箱入りのぶどうを持たされて帰ってきました。
ワタシ?
ワタシの気持ち?
なんか切なかったです。
15、6歳までの子供って、
「自分はどこから来てどこへ行くんだろう」などと思ったりするじゃないですか。
出自が複雑な子って、
根本に寂しさを抱えているんですよね。
ワタシは10歳、弟は3歳になる前に父が亡くなりましたが、
弟は、5、6歳のころ、
「オラにはなしてとぅさんがいねぇんだ?」(← A県民のため、訛っているw)と母に言ったそうです。
寂しいんだよね。
このお兄さんは自分が養子であることを、(いつからかはワタシは知りませんが)知っていたので、
寂しかったんですよね、きっと。
養父母の愛情に包まれていてもね。
この子供の、
「自分は何者なんだろう」といういじらしさが、
ワタシは切なかったですね。
それ以上に、
子供の手を離したお義母さんも切なかったかもしれませんが。
良かったね、
お義母さん。
会いたかったんだって。
良かったね、
アナタの息子さん、幸せそうだよ。
ほんとに心から思います。
これ以前にも書いたんだけれど、
遺伝子を研究していくと、
世界の人々は、
たった13人のお母さんから産まれた子孫ばっかりなんだそうで。
ということは、
ほぼみんな親戚かクラスメートなのよ。
やっぱワタシは、
みなさまが幸せであるようにと願います。
ワタシに友達はいないけどwww、
みんな親戚かクラスメートだからねw