先日も雨が降って、
新聞配達をしている旦那は、
スニーカーをびちゃびちゃにして帰宅し、
ワタシがまだ眠っているうちに、
昼間の仕事へと出かけて行った。
ワタシが起きて玄関にあるその濡れたスニーカーを見たとき、
ワタシはハラが立った。
そのスニーカーは息子のものだったから。
また息子のスニーカーを勝手に借りたな、
(↑旦那は今までも何回か息子のスニーカーを勝手に借りている。息子も仕事でスニーカーを履くので、びちゃびちゃだと、違う、よそゆき?のスニーカーを履かなければならなくなる。)
息子だってスニーカーをたくさん持っていないのに。
こんなにびちゃびちゃのまま放っておいてどーすんのよ。
ワタシはハラを立てながら、
息子のためだと思って、
スニーカーの中敷を洗い、
本体には新聞紙を詰めて水気を取り、
ガスファンヒーターの風が当たるようにして干した。
夕方帰宅した旦那に呆れながら、
できるだけ穏やかに、
びちゃびちゃの息子のスニーカーをほっておいたね?
と詰め寄った。
旦那は、
「帰宅するなりイヤごとか。」
と、
ムカついたようだ。
「あれ(←スニーカー)はこのあいだ○○(←息子の名前)からもろたんや。
言うとったやないか。」
「そういやなんか言うとったね、もろたんや、
…ごめん。」
「雨の中配達すんの、どんだけ辛いか。」
どーたらこーたらどーたらこーたら。(←旦那の辛さの吐露。)
「悪かったってば。」
ワタシはしょうがないので、
旦那の肩揉みをして機嫌を取った。
息子に言わずに(寝てるから、起こしてまで話すのもどうかとは思うけど。)
勝手に借りたスニーカーではなかったのか。
じゃあ構わないわ。
旦那は風呂に入り、
夕食を食べながら、
「お前の言うこともわかるねんけど。」
と穏やかに話し出した。
その日、
完璧に郵便受けに入れたと記憶にあるお宅から、
不配達だと電話がかかってきたこと、
ビニールパックをしても、空気穴から水が入って濡れてしまうこと、
濡れた新聞を配るわけにはいかないから、コンビニで購入して配達すること、
手袋もびちゃびちゃで、指先が凍えること。
…知ってるよ、ワタシだって。
もう何回も聞いたわよ。
あなた苦労してるわよ。
でもさっ。
ビニールの、
下に染みてこないカッパも持ってるでしょっ。
着たことないやん。
(着てもいないのに動きづらいと旦那は言う。)
玄関のカゴに畳まれたままのビニールカッパがあるやんか。
ビニールの、水が染みない、滑らない手袋もこの世にあるし、
スニーカーのカバーだってこの世に売られているよ。
試したことないよね。
どうやったら楽に雨の中の新聞配達ができるか、
あなたは試していないんだよ。
試行錯誤して、創意工夫してないよ、悪いけど。
それでいて、
こんなに俺は辛いんだ、
ねぎらってくれて当然だろう?
ってワタシに甘えてくるんだよな…。
そーゆーとこ、
キライだわぁ。
ニッチなコアな、
楽になる商品だってあるんだよ?
なんのための携帯だよ、
自分で調べて、
そこそこの金額だったら、
自分で買えやっ。
ワタシはそう思ったが、
そこそこ棒読みで、
「…大変だね、まあ頑張って。」
と言って、
夕食は穏やかに終わった。
…
ワタシ、
バカ、
嫌い。
w
旦那はいいやつだと思うよ。
でもめっちゃバカ。
同僚とかに聞けやっ。
水が染みてこない工夫を聞けっ。
携帯で検索してみろっ。
調べて取り入れろやっ。
濡れないカッパや濡れない靴を、調べて取り入れてみろやっ。
それでも濡れたのなら、
ワタシ、
いっぱい、
ねぎらうよ。
旦那よ、
ワタシはあなたのその、
最大限の努力をする前に、
「オレをいたわれ」
が、
とてもイヤだw
とてもキライw
ワタシは誰かにねぎらってもらうまえに、
自分で自分を最大限に楽にする方法を、精一杯考えているからね。
道具やシステムを最大限に使ってね。
バカにつける薬はない、
と思う今日この頃だ。