息子と喋る 神様何かくれやっ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昨晩は、息子と飲んで喋った。


息子は昨日、暴れる子供を背負って車に載せて送迎して、その利用者さんの靴を施設に忘れてしまったそうで、

(靴は取りに施設に戻った)

発達障害グレーの息子は、

そういった失敗の頻度が多いため、

一緒に働く人から顰蹙を買うのだと話してくれた。


ワタシは息子に、

Twitterで知った、

「日本では、

人に迷惑をかけないようにしなさい、

と教育されるけれど、

インドでは、

あなたも人に迷惑をかけるのだから、人を許してあげなさい、

と教育される」

というハナシをした。


ほんとそうだと思いません?

インド、素敵だわ。



「アタシ、スーツ屋に勤めているとき、店長にブチギレしたから。

『間違えたくて間違えてると思いますっ?』って店長にブチギレたったわwww」

(↑スーツ屋のレジの割引きの間違いや、クレジットカードを渡し忘れたり、まあいろいろやらかしたw

そりゃ店長は迷惑だっただろうよw)


わかるわよ。

ワタシだって息子の悲しみ、悔しさ、情けなさはわかる。


息子は、

「オレは中途半端やねん、

一見普通に見えるし、学力も普通。

明らかに異常じゃないから、そうやって迷惑をかけて、だんだんと相手を失望させて、嫌われていくねん。

オレよりずっと壮絶な人生の人もいるってわかってるけど。

なんかずっと人生がハードモードやねんな。」

と言う。

ワタシは息子に、

「壮絶な人生も辛いけど、ガッツリ世の中を恨めるから、ある意味ラクやねん。

お前の場合、誰を恨めばいいかわからんから、それはそれでシンドイで。」

と言った。


「神様に怒ってるで、ワタシは。

ウチの息子にせめてなんかスゲー才能をくれやって怒ってる。

歌上手いとか絵が描けるとかサッカースゴいとかさ。

それか親が(ワタシら夫婦な)超絶金持ちとか。

スゲー才能がないんやったら、

普通の若者が楽しんでいることを、

ウチの息子にも楽しませたってくれって、怒ってるわ。」

(↑息子は友達も多くはないし、彼女もいない。)


「ああ、

怒ってくれてありがとう。」


「お前、ヨブ記、キリスト教の、知ってる?

ワタシあれ、クソムカつくもん。

神様が悪魔とイタズラに取り引きして酷い目に遭わされんねんで、ヨブ。

神様ええかげんにせえよ、ってクソムカつくわっ。」


そこからスピリチュアルなハナシになったりした。


「お前、昔、

『オレの前世は悪人だったのかもしれない』って言ったよね。

だとしたら、

来世は、

すっげえ楽しい人生だといいなと、

ワタシは願ってるで。

まあ魂は、

この3次元の世界に生まれたくてしょうがなくて、

わざわざ大変な目に遭いたくて、

志願して生まれてくるらしいけど。」


「うん。

まあオレの人生まだあるから、死ぬまでにまだいいこともあるやろけど。」


「あちらで逢おうな。

ワタシ先にあちらに行って見とくから。」


などと話した。




神様っ。

ほんと、

息子に、

何かくれやっ。

(もう遅いけど、ワタシら夫婦を超絶金持ちにしてくれてもいいw)


ウチのかわいい息子に、

生きてて良かったと、

生まれてきてシアワセだったと、

感じさせてくれやっ。



そんなことを思いました。



まあ酔っ払いの親子の戯言で、

どことなくふざけた文章になってしまうわけですが、

ワタシはあちらを信じてますから。




さて、娘夫婦が帰省するんで、

食べ物の仕込みと掃除しよっと。

(てか台風来とるでチキショウ。)