息子は今年30歳なんだよっ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

息子が恋活(まだ婚活ほど本気ではないと思う)を始めて、半年くらい経つ。


仕事ができないやつ、と、周囲から思われて辛かったとある仕事を辞めて、

保育士資格を取り、

今の、障害を持つ子供のための放課後ディサービスに勤め出してから、

プライベートも充実させたいと、

息子なりに積極的に行動しているのだ。


今の職場の先輩が紹介してくれた女の子と、

先日2回目のデートだった。

息子の仕事が終わってからのデートで、

ワタシが思ったより早く、息子が帰宅した。

デートをしていた時間は3時間ほど。

そして息子は、ワタシが見ているぶんに、浮かれた様子が全くない。

飲み足らなかったらしく、帰り道にコンビニで買ったビールを開けて、

「昨日のおでん、まだある?」

などと言う。


ワタシはちょっと心配になり、

(前にマッチングアプリで出会った女の子とは、一回だけのデートで次はなかったから。

ワハハw)

「次のデートの約束したん?」

と聞いた。


「来週○○園に行くで。」


「よかったなぁ、ちゃんと約束できてるやん。

いやあんた、なんか全くフツーやから。

全然ウキウキ感ないからさ。」


「あのや、

オレもう30やで。

恋愛のことより、仕事のほうを頑張らなあかんトシやねん。」


「ヒェー、めっちゃ正論や。

アンタも大人になって。

せやな、アンタ、30やもんなw

けどさ、知らんけどさ、

人ってさ、めっちゃ好きな人とデートする、ってなったら、

なんちゅーか、こう、

『わー、うれすぃーい♪』て、体じゅうから滲み出てる雰囲気あるやん?

アンタにはそれが感じられんから、

なんかちょっと寂しいわ。」


「オトナやからこれがフツーや。」


「あらそ。」



ワタシが思うに、

息子はまだその彼女が大好きではないのだ。

好きになって、努力して初デートに漕ぎ着けた、

というシチュエーションじゃないもんな。


息子が脱毛症じゃなかったら、

もっと若いうちに、

好きになったコをなんとか誘い出して、デートできていたのかな、

などと考える。


息子は、今までに両思いの恋をしたことがない。

若い頃というのは、

自分の置かれた環境のことなんか考えずに、

(仕事のこと、親のこと、その他もろもろのしがらみ、のことね。)

ただただ、その人のことを好きになっている、恋をしている、

という状態だと思うのだが、

息子はもうとっくの昔に、

そういう時期を過ぎてしまったのだなぁ。


まあ息子が、

照れて、

ワタシにウキウキ感を見せたくないだけかもしれないが。


まあワタシだって、

旦那との初デートは、

気の迷いのようなもん、

ノリだけだったけどw



息子が、

その彼女と会えることがとても嬉しい、

と感じてくれたらいいなぁ、

などと思いましたわ。

その彼女にとっても、

息子が、

会えて嬉しい人、

でありますように。


とりあえず息子よ、

レッツ○○園w



あーあ、

家族のことをなんでもブログのネタにしちゃって、

陰謀論とはまた違う罪悪感w

(↑でもどっちも反省しません。)