♪はるなの〜に〜おわか〜れですか〜はるなの〜に〜なみだ〜がこぼれま〜す〜 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

今日の夕方、
社員の女の子、23歳、
が、
突然ワタシたちド○スチーム(メン○チームとか和○チームもある)のパート数人をあつめて、
「退社します、今までありがとうございました。」と、目に涙を溜めて、
挨拶されました。
何も知らなかったパートたちは絶句しました。
もちろんワタシも。


この社員のコは、
一昨年の年末、
このアトリエのいちばんエライ人と、
泣きながら面談しているのを、
ワタシは目撃していました。

その後、
このコとお昼ご飯を何人かで一緒に食べた時に、
「ウチの会社は細かく階級があるんです。
同期の他のコはみんな私より一個上の階級なんです。」
と彼女は言っていた。

どんなにか、悔しい、悲しい思いをしたことだろう。

彼女は、
あの年末に一度思いとどまったが、
とうとう辞めるのだなぁ。

ワタシたちパートから見て、
彼女は決してデキないコではなかった。
むしろチャキチャキしていて、手先も器用だと思ったのに。


会社ってなんだろう。
評価ってなんだろう。
誰かに評価され続けなければ、
ワタシたち人間は生きてゆけないのかなぁ。

会社の評価がどうであろうと、
ワタシたちは、
1人ひとりがかけがえのない命だ。
能力がどうだろうと、
姿かたちがどうだろうと、
Aちゃん、
あなたは大切な人だよ。
何ができても、
何ができなくても、
あなたは最高の女の子だよ。


さみしいなぁ。


ワタシはこのAちゃんと特別に親しいわけではないから、
まだ残業しているAちゃんのロッカーの、見えにくいところに付箋を貼って帰ってきた。
「どこへ行っても何をしていても、Aちゃんは素敵な女の子です。
たくさん、ありがとうございました。」
(↑大きなお世話かもね、こんな言葉。)


彼女のこれからが、
もっともっと輝きますように。
この会社での辛かったことも、
彼女の人生の養分になりますように。
(もっとお給料の高い、もっと評価してくれる、夢のような仕事にめぐりあえますようにw)


なんだろな、
仕事って。
なんだろな、会社って。
なんだろな、社会って。
働くってなんだろうね。

54歳のワタシだけれど、
今だにわからないわ。