リビングとして使っている部屋に寝ている。
3枚の引き戸で独立した部屋になるのだが、
旦那が元旦の新聞配達から帰ってきて、
その引き戸をわざわざ開け、
テレビを見ていた。
(引き戸の向こうにテレビがあるのよね。)
ワタシは、
娘をゆっくり寝かせてやればいいのに、
と思うのだが、
旦那にしてみれば、
娘がいようとオレの生活は変わらない、
娘に遠慮するなんておかしい、
それがオレのスタンスだ、
という、
ワケのわからない家長としての威厳を保つためにやっているようだ。
夕方、
旦那と娘とワタシとで、
(息子は仕事)
おせちをつつきながら、
娘は、
「(娘である)私に優しくしても、父親としての尊厳は失われるワケじゃないのに。
オトンには孫抱かせたらへんからなっ。」
(↑孫の予定はまだないw)
と、
旦那(父親)に苦言を呈していた。
今朝は、
旦那は引き戸を開けず、
寝室のベッドで寝ながらテレビを見ている。
ヨシw
旦那よ、わかってくれたかい?
w
我が娘ってすごいなぁと思うw
大事なところをちゃんと言葉にして、
自分の要求を通しちゃうw
ワタシやっぱり娘のそういうとこ、
大好きw
ワタシは娘が帰ってくると、
やたらアレ食べ、コレ食べ、
と食べさせたい母親なのだが、
娘は、
「うわ、出た!ガバージュや!」
と言った。
ガバージュとは、フォアグラを作るために、
アヒルの口に管を入れて強制給餌することだそうだ。
ひ、酷い…。
カアイソウ…。
でも娘が言うとなんかおかしくて笑ってしまうw
(娘は、「わざわざ自分からフォアグラは食べないよ、私は。」と言っていた。
そうだね。)
娘はもう30歳で、
嫁に行った、
逞しい、
ワタシとはまた違う、
独立した女性だ。
その彼女が我が家にもたらす空気が、
ワタシは毎回とても楽しみだ。
家族がそれぞれに大人になり、
ゆるく繋がっているこの風景も、
ワタシはこの人生で見たかったのだと思う。
シアワセだ。