ワタシが、この職場で縫う仕事をしだしたとき、
縫ったものをチェックするMさんに、
ワタシは聞いた。
「これはこういうふうに付けたら(縫ったら)いいですか?」
Mさんは、
「なんでも聞くんじゃなくて、自分で考えて、やってみてから見せに来て。」
と言った。
なので、
全部縫ってからMさんに見せて、
間違いだらけで、
結局縫ったところを全部ほどくはめになったりした。
無駄だ。
とってもムダ。
それなりに学習、経験にはなったけど。
ワタシはもう今日は勇気を出して、
片側だけ縫ってからMさんに見せに行った。
「まず片側だけ縫ったんですが、見てもらえますか?
両方縫ってから間違いに気がつくと、(ほどいて縫い直して)ものすごく時間がかかってしまうので。」
「そうよね。
うん、これでいいわよ。」
「ありがとうございます。では反対側も同じように縫いますね。」
…
そりゃさ、
いちいち何回も何回も聞きに来られたら、自分の仕事もあるし、うっとうしいとは思うけど。
何が間違いとか、正解自体がわからない人間に、
人並みの仕事をさせようと思っているなら、
ロスなく最短に覚えてもらいたいなら、
最初から、
「まずここまで縫って見せに来てね。」
と言えばいいんじゃないだろうか…?
教え方がヘタだわよ、この人たち。
って、縫う仕事を週に2回、4、5時間するようになって、そろそろ1年経つんですけどねw
それを今ごろ気がつくワタシもワタシだが、
教えるほうもどうかしてるわよ。
w
新入社員は違うのよ。
練習用のド○スが与えられて、
手取り足取り教えてもらえるの。
ったく、
パートだと思ってテキトーに扱いやがって、チキショウ。
やれば必ずできる。
いろんな素材を縫って、慣れるしかないだろう。
(自宅で1人で練習とか、あまりできないのよ、この仕事は。
ド○スはいろんな素材、デザインがあるし、補正もさまざま。)
そしてこのMさんと仲良くなることだわね。
間違いを指摘されたからと言って、
いちいち凹まないようにしないとね。
やっぱ気分良く働きたいもの。
気分良く働くということは、
ワタシにとっては、
遠慮なく尋ねられて、遠慮なく指摘されて、
役に立っている、
と実感することだ。
そのための努力、
尋ねやすくするための人間関係を作る雑談とか、
根回し的なことを、
するっきゃないのよね。
自分にとって居心地の良い会社にするための、
ちょっとした心配りをせねば。
ワタシはしたたかなんだから、
と自分に言い聞かすw
(自分の出来なさに嫌気がさして前職を辞めてしまった)息子よ。
わたしゃパートで、
若い男性のオマエほど、
仕事に情熱を持って取り組んではいないし、
取り組む必要もない。
だけど、
与えられた場所を居心地良くするために、
ちょこまかしたことはしとるからな。
そういうことをやってきた、という経験が、
能力があるとか、デキル人である、という、
他人からの評価とは違うけど、
自分で自分を褒められるようになる、
自信となるんだよ。
なぁんてw
息子に偉そうに教えてやろうかねw
息子が、いつか、希望した仕事に就いても、
そこでも凹むことはあるだろうから。
息子にしゃべっとこ。
こういうことがあって、
こうやって解決してきたよ、と。
ここの会社は、それぞれの人がみんなちゃんとしてるしねw
おかしすぎる人、おかしすぎるシステム、ではないから解決できるのだけれどw
自分自身が充実して過ごして、
子供に人生を楽しく過ごす術を教えられたら、
ワタシの親としての仕事は充分だと思う。
こうやって記事にして冷静になって、
自分の、
できない、悔しい、情けない、などという気持ちも浄化されていきます。
ええ、この前の記事の、クサクサした気持ちは浄化されました。
向上したろ、と気合いは入れませんが、
真面目にコツコツ取り組めば、
それなりに創意工夫しながらやっていけば、人間必ず向上してますからね。
スゴイ人にはなれなくとも、
昨日の自分より向上した自分になれることは、
知っているから。
気持ちは立て直して、
ワタシは働くぞ。
きっとみんな、その繰り返しで、
生きているんだよな。