スピリチュアルというか、宗教というか、死後の世界というか、
私が見聞きして感じたことを書いちゃう。
魂は、何度も生まれ変わっているらしい。
人の一生の何十年かでは、魂の研鑽は充分にできないので、
何度も生まれ変わって、
その人生で必要な学びを終えて、
肉体という魂の乗り物を置いて、別の世界に戻る。
そしてまた新しい命として肉体を手に入れて生まれてくる。
いっさいの記憶を忘れて。
果たしたい願い、宿題を持って。
私はこれを、
そうなんだろうな、
と感じている。
そして、
人は亡くなったこと、
肉体を持たなくなったことを、
すぐには、
たいていの人が理解できないらしい。
しばらくの間、魂はこの世にとどまり、
遺族が嘆き悲しんでいる様子や、
自分の葬式なんかを眺めている。
そして49日くらいで、
諦めをつけて、
この世からいよいよ去っていくのだという。
お葬式というのは、
魂に、あなたは亡くなりましたよ、
ということを告げる儀式なんだそうだ。
(よく知らないけど仏教的だわね。
外国でも通用するのかね?)
そして成仏するんだそうだ。
現世に残されたものは、
悲しむだけではなく、
魂がこの世に未練を持たないようにしてあげることも大切なんだとか。
しっかり生きていきますから、心配しないでくださいね、
と故人に見せてあげるのがよいそうで。
あんまりにも悲しみすぎて、ヨレヨレの生活を送っている愛する人がいたら、
そりゃ安心してあの世で暮らせないわなぁ。
あと魂になりきれていないときに、
好物とか物とかに執着させてしまうのもダメだってよ。
この世に残りたい、って思わせてしまうんだって。
魂はあの世で、静かに、縁のあったものたちのシアワセを願いながら、暮らしてほしいものだ。
これは小賢しい、理屈付けをしたい、
この世に生きている者の考えかもしれないが、
ワタシは信じちゃうんだよなぁ。
人は必ず死ぬ。
だからこそ、
生きていることを、
夕日を綺麗と感じたり、
思いっきり走ったり、
愛する人の頰を撫でたり、
お酒を飲んで酔っぱらったり、
つまらないことで誰かとケンカしたり、
涙を流したり、
ガハハと笑ったり、
素敵なものを探して札束持って買い物に行ったり、
美味しいものを腹いっぱい食べたり、
寝る間も惜しんで働いたり、
ちぇっと舌打ちしたり、
ゆっくりお風呂に入ったり、
ああ暑い、ああ寒い、と思ったり、
したいものだ。
ワタシは自分が何のために生きているのかはっきりとはわからないし、
お義母さまが何を感じて生きてきたのかも、
あんまりわからない。
でも、
お義母さまを見送る側として、
魂、とか、死後の世界とか、
そういった見方を意識しておくほうが、
なんだか心安らかに、
上手に、(上手になんておこがましいけど)
送れるような気がするんだよなぁ。
…
遺産を手にして、
ニヤニヤ笑ったりしないようにしよw
うふふ、
ワタシは結局ゲスいw
ゲヘヘヘヘw