関西のオカンたち | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昨日は100均に、またしても細々したものを買いに出かけた。

ゆっくり工作材料を探そうと思って、いろいろカゴに入れながら店内をウロウロしていると、
息子から電話が掛かってきた。
家の鍵を忘れたのだと言う。
「このボケがぁー」
と、すぐそばに人がいるのについ電話で言うてしもたw

「ほな、買い物やめて帰るわ。
あと1時間くらいかかるからな。」
と、それ以上100均を見ることはやめて、会計を済ませ、自転車置き場に向かった。


さっさと帰るつもりが、道の途中にある、長年通っている、衣料品の二等品(サンプルや、ちょっとしたキズなどがある衣類)を売っているお店に立ち寄った。
そこで娘の同級生の母に会った。

このYさんとは、たまーに、このお店や、近所の商店街でお会いする。
Yさんはヘルパーをしている。
女の子3人のお母さんだ。

Yさんの1番上のお嬢さんは、南の島に嫁ぎ、もう小学生になる双子の孫がいる。
娘と、真ん中のお嬢さんが同級生。

美人でスリムで、すごく有能な感じの方。
チャキチャキしている。


「○○○(娘の名前)ちゃん、結婚しないの?」

「同期の男のコとお付き合いしてるけど、さあいつかなぁ。」

「なかなか行かないやんね、(娘と同級生のお嬢さんもまだ嫁には行っていない。)もう28やで!」

「ほんまそれなw」

「娘の彼氏、最初二股やったらしいから、ちょっと心配。」

とここで、お店のお姉さん(そろそろ還暦を過ぎたかも。3人のお子さんがいる。孫もいる。旦那さんのご両親が施設に入っていて、介護バナシもよくします。)が、

「ええやん、少しくらいヤケドしてもw」

「あかんてあかんて!28やで!」

「そうそう!治り悪いで、28やねんから!」

「うかうかしてたら嫁に行かれへんて!」

「がははははw」

と3人で笑った。

(娘よ、ごめんね、彼氏の悪口を言って。
ああ、このデリカシーのなさをまた叱られる。)



関西のオカンたちはこんな感じです。
関心があることは、
やはり子供のことと介護なんですわ。
こういう気のいいオカンたちと接していると、
なんだかホッとします。

みんないろいろあると思う。
だけど、
ワタシも含めて、
みんなシアワセそうだもの。