(サービス出勤。)
新規のお客様にとりあえず衣装を着せて、商談をしました。
事前に上司(5月いっぱいで辞める)にいろいろ聞き、金額は提示しました。
お客様は、
即決はできないが、前向きに検討します、今度は母と来ます、
と、
お預かり金は置いていってくださいました。
契約ではございません。
ふー。
みなさま、元気玉ありがとうございました。
この会社に勤め出したころ、
お客様にドレスを着せるとき、
慣れない手付きで、
オシッコちびりそう、
と、
緊張しておりましたわ。
衣裳営業部に移って、
やっぱりオシッコちびりそうですわ。
(加齢による括約筋の緩みではなく。)
ただ、
50過ぎて、挑戦してみるアタシってスゴイわ、
とは思います。
だってのんびりゆっくりすることだってできるんだもの、アタシは。
もう子供たちは社会に出ていって、
学費のためにガツガツ働かなくてもいいはずなのに。
仕事を通じて成長するべき歳ではないはずなのに。
怖いです、正直。
なんか怖いです。
決してホワイトな会社じゃないし。
アタシ、やっていけるんだろーか?
でももう失うものなんてないのかもしれないと思ったり。
命まで取られるワケじゃなし、
と思ったり。
会社のホームページに、
アタシたち営業部のプロフィールを載せることになりました。
アタシは、
趣味=役に立たない小さな節約
特技=やってみよう精神
好きな言葉=プチプラ
と提出して、
みんな吹き出していました。
これってかなりアタシらしい、正直なプロフィールですから。
べつに笑わせようと思ったワケではないですけども、
こんな店員がいてもいいんじゃないか。
カモンお客様。
(セレブなお客様は、こんな店員、こんなドレスショップはキライかなぁ。)
笑わせつつ、
もとい、
笑われつつ、
素敵なドレスを提案してまいる所存でございます。