悪代官と越後屋方式で | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

さてバカ犬(認知症になったお義母さまの愛犬。去年の秋に我が家で飼うことになった。)
のハナシの続きです。

とりあえず我が家のお隣さんには、
パティスリートゥーストゥース(神戸ではちょいとおシャンなお菓子屋)のお菓子を渡してきました。

 アタシは、
お隣の玄関のドアの前で、
出来る限り工夫します、
なんでもおっしゃってください、
てなことを言いました。
お隣の奥さん(推定65歳)は、
「そんな。
いいのよ。」
と言いながら、ニッコリ菓子折りを受けとってくださいました。

引っかかったなタケちゃんマン!
(懐かしいw)


悪代官と越後屋は、
あちこちに存在します。
(アタシは上司の山ザルと現社長のKさんに、タバコ休憩をしたくなった時に、缶コーヒーを奢る、という手を使います。
「サボりの賄賂でぇす」と缶コーヒーを手渡すのです。
そーいやお義母さまのお隣さんたちにも付け届けはしたわ。)


旦那は、
お義母さまが荒れまくっていた頃も、
力でお義母さまに言うことをきかそうとしたフシがあります。
旦那め、
北風と太陽のハナシを知らんのか。
悪代官と越後屋のハナシも知らんのか。


旦那は夕方、帰宅するなり、
ふざけた口調で、
「俺が無理やり連れてきたバカ犬やからな、
俺が始末してやる。
来いっ、バカ犬っ。
散歩に行くぞっ。」
と、
いつものようにチビを連れてビールを買いに行きました。
機嫌は直っておりました。
やれやれ、
冷静になりよったか。



まあ旦那があーゆーヤツだから、
アタシは天真爛漫そうに見せかけて、
けっこう企んで物事を進めてきました。
そうじゃなきゃ、この家庭は崩壊すっぞ。

あら、
アタシってばまた、
いかに自分が有能なフィクサーであるかを自慢しておりますわね。


おれはーっ!
くう ぜん ぜつごのーっ!
ちょうわをもたらすーっ!
すてきなよめだーーーっ!
(今ごろのサンシャイン池崎のマネ。)


だってこうやって自慢しとかないと、
バカバカしくてやってらんないのですわ。

え?
アタシの余計なヒトコトで、
旦那を怒らせるから揉めるんだろうって?

えへへ、そうだわねw


犬よ、
お義母さまよ。
袖振り合うも多少の縁。
面倒見るわよ、しょーがないから。
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