人のお金を管理すること | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さま宅へ行って来ました。
庭の剪定、終わりました。
いつもの庭師の親方さんと、手下?弟子?
の方と2人で、6時近くまで、がんばってくださいました。

お義母さまと、朝10時から、夕方6時までのお付き合い。
会話はいつもの感じ。
ご自分の昔話がメイン。

お義母さまのオハナシは、
常識的なところと、すんげーカンチガイと、混じってます。


お義母さまの理屈では、
庭師さんは、家の裏の公園でお祭り?があるから、
勝手にやってきたんだそうですw
(お義母さまにお伺いを立ててから、アタシが頼んだんだけどなぁー。)


庭師さんたちは、
行政の指示で、
お義母さま宅の裏の公園と、お義母さまの庭を綺麗にするために、
こちらが頼んでもないのに、
お義母さま宅の庭木を切ってくれたらしいですw

もうそういうことにしときましょかw


料金の支払いもアタシがしまして、
(もちろんお義母さまのお金から払ってます。
キリのいい、ウン万円払いました。
お釣りはチップだよ。
去年もそうしたんだよ。)

お義母さまはお金を払ったんだか払ってないんだか、わかっているようないないような。
行政が勝手にやったことだから、私は支払わなくていいのだ、
と思っているフシもあります。

これは今に始まった事じゃないですw

以前に、
「リフォーム屋さんが、勝手に壁を塗りかえてくれたけど、お金払わなくてええか?」と聞かれたこともあります。
(壁を塗りかえてもらった事実はないので、
アタシは、
「むこうが勝手にやったんだから、知らん顔しとき。」と、テキトーに答えましたw)

曖昧なままでいいですよ。


アタシにできることは、
アタシが今、1番求められていることは、
「お義母さまを安心させる」です。
そのために、ゴソゴソ動いています。


いつもより長い時間をお義母さまと過ごして、
「もうこの人は、人からお金を管理されても仕方がないのだな」
ってことを、
またあらためて思いました。


アタシがお義母さまのお金を管理して、庭師さんにチップまで払うことは、是か非か。


アタシの実の母親でしたら、
アタシは迷いません。
母親を誰よりも愛していたと言いきれますし、
母がどんなことを喜びとし、どうして欲しいかが、わかるつもりでいるからです。
(実母はもうあの世へ行きましたが。)
実母が認知症になっていたら、
きっとアタシが、
あれこれと采配を振るったことでしょう。
(兄に嫁がいたなら、アタシは困った小姑だと思います。)


お義母さまの人生、喜び、価値観、
お義母さまをどれだけ愛しているか。
嫁のアタシには、
深く捉えると、
悩ましいところです。


まあお金をアカの他人に盗まれたワケではないので、
お義母さまの大切なお庭を綺麗にするためと、
我が家が楽しく過ごすために使わせていただいていますので、

許してたもれ。
ということでw



嫁は、
認知症の姑に対して采配を振るうと、
どことなく罪悪感に苛まれます。
全く関わらなくても、
どことなく罪悪感に苛まれそうな気もします。

まあ、
アタシは厚かましいので悩みはしませんが。


今日の結論。

『「アホにお金の管理は無理」と自分に言い聞かせましょう。
お金の管理を任されたなら、オイシイ思いをしながらやりましょう。』