救急の日ということで、
息子は、先日受験したとある市の、消防署の救急のイベントに出かけた。
息子はそこで、
何かと声をかけて下さったエラい方や、
面接をした方などにもお会いしたそうだ。
(息子は脱毛症のつるっぱげなので、とにかく目立つ。
向こうから挨拶してくださったそうだ。)
そこの消防で現役で働く方と、話をする機会もあり、
その消防士の若者は、息子と出身大学が同じで、アメフト部の方だったそうだ。
(息子の大学のアメフト部は、花形の中の花形、名門も名門、強豪の部なのよね。
まぁなんて屈強な方が採用されていらっしゃる。)
イベントではみなテキパキと動いており、とても勉強になった、と息子は言っていた。
「部活と一緒やわ。」
ほう、そうだろうねぇ。
アタシと旦那と息子は、
「行って正解だよね、
もう合格者は決まっているのかな?
この行動が、あなたの、なんとしても消防で働きたい、というアピールになるといいね」
などと話した。
ううう、
エラい人たち、
息子を採用したってぇー!
ワハハw
旦那が、
「エラい人も、わざわざ声かけてくれるんやから、きっと採用や。
んでなかったら、声かけにくいやんか、
なあ。」
と明るく言う。
アタシは息子に思わず聞いた。
「あんたエラい人たちの目ェ見て挨拶したっ?
もしかして、
涙ぐんでなかったかっ?
カワイソウに…って顔してなかったかっ?」
と聞いた。
息子は、
「わからへんわw」
旦那は爆笑。
「涙ぐんでるてか?w」
w
だってそうじゃない、
アタシがもしエラい人だったら、
最終試験がおわり、
わざわざ消防のイベントにやってきた、
脱毛症のちょっと不幸そうな青年が、
もうすでに不採用ときまっていたら、
それを知っていたら、
「…カワイソウに、このハゲ…。
不採用やのに…。
暑い中、電車賃出して、ここまで来て…。」
って思うわよねぇ?
涙ぐまずにはいられないわよねぇ?
違うかしら?
ワハハw
真実は、
合否は、
まだ闇の中w
いずれ明らかにはなるけれど、
(今月なかごろ、ホームページ、または郵送にて、採用者に通知。)
まあこの母は、
ふざけたことをぬかし続けようとは思う。
同情するなら、採用くれっ!
「家なき子」よりのパクリです。