レポートを出せと迫る母親(つまりアタシ) | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

さてさて、息子の就活は、暗礁に乗り上げている感じです。
いくつか面接に行きましたが、まだ内定はいただけません。
自分から蹴ったりもしています。

ま、わかっていたこと。
9月から始める就活が、夢のように進むワケはないw
(良い企業、良い人財はさっさと売れるでしょ、これ事実w)

先日の朝、息子から、アタシが寝ているところに声をかけられた。

俺、消防士になりたい。

あれま、そーですか。
(部活の主将だった、息子が大好きな先輩は、卒業と同時に就職はせず、次の春に消防士になった。)

息子は用事があって出かけるため、話はゆっくりできなかったが、
アタシが思うことは伝えさせてもらった。


今この時期に消防士になりたい、は、逃げである。
消防士は素晴らしい職業だが、なれなかったらどうする?
消防士は、民間の、取引先、お客様がいる仕事ではない。
お前には、民間の仕事も知っておいて貰いたい気もするんだけどな。

息子は、
内定も必ずもらうから。
就活もまだ頑張るから。
どうなるか、自分でもわからないけれど。
と言って、出かけて行った。


おうおうおう!
この後に及んで、まだ迷ってるんかいっw
ま、迷うのもいいことだろうけどね。


新聞配達から帰ってきた旦那にも、息子の様子を話す。
旦那は苦笑いした。
アタシにしてみたら、旦那の苦笑いは、息子に対して、どこか投げやりな気持ちが感じられる。
アタシは旦那にいろいろと突っ込んだ。

が、旦那とケンカするのが目的じゃない。
人のせいにしたり、相手を責めるために話すんじゃない。
自分が正しいと、相手を屈服させるためでもない。
目的は、息子の未来が輝くようにどうサポートできるか、だ。

アタシと旦那は、ケンカせずに話は終わった。
そこは、アタシも旦那も、ちょっとは大人になったよのうw



アタシは息子にお手紙を書いた。

仕事について書かれた本のページを、クリップで挟み、これを読め、と息子に強制しておく。

自分の得意なことをいくつか挙げろ、
と、
やりたいことは何?
(仕事でなくたっていいの、抽象的だけど、例えば守りたい、とか、助けたい、とかね。)
という質問も、手紙に書いた。


息子は面接が終わったあと、企業にすぐお礼のメールを出していない。
それは、紹介してくれたキャリアセンターや、面接をしてくれた企業に対して、非常に失礼だとも書いておいた。
キャリアセンターにお詫びに行くことと、
新しくまた企業を紹介してもらえ、とも書いておいた。


アタシは文章にして、自分の頭の中のことを、ハッキリさせておくことが好きだ。
アタシは頭が悪いのかもしれないが、頭の中のことを、声だけでまとめられないんだもの 。
そして忘れてしまうから。

(お義母さまが我が家に来て混乱して、旦那はお金のことについて、知り合いの司法書士の人に相談して来る、と出て行ったことがあった。
メモも持たずに出かけた旦那に、ムカついたなぁ。
行きあたりばったりなんだよな、旦那って。
頭良いのかもしれないけどさ。
アタシは最近はあまり書いていないが、お義母さまの様子を記録したノートがあるのだ。)


息子よ、就活がスムーズにいかなくったっていいよ。
大げさに言えば、ブラック企業に入って、辞めることになっても、それもきっと素晴らしい経験だよ。
そこから何かを学べばさ。


アタシの息子へのお手紙は、ただの自己満足かもしれない。
なんとか、息子が自分を見つめて、未来が開けるといいなぁ。
それとやっぱり、旦那には、目で見えるカタチで、自分の頭の中、説明してほしいわぁ。


もうちょっと丁寧に息子に関わるとするか。
全く手間がかかるヤロウ(息子)だ。
わりとほったらかしが好きな母だけど、今はその時期じゃないんだろうな。

そして旦那は、アタシのこんな関わり方が、あんまり好きじゃないんだよなw
子供に、レポート的なものを提出しろと迫る母親は、気持ち悪いんだろうw
なんて言うのかな、
デリカシーがないというかw


当の息子は、アタシに、
手紙の返事は待って、
内容は読んだよ、
オカンの言うとおりだと思う。
と、言葉でお返事してくれました。
反発されるかと思ったわ。
息子も母親の扱いに、慣れてきたなw


アタシはこんな感じで、子供と、旦那と関わっている。
言ってわかる、書いてわかる人には、そうしている。
(昔は旦那にもよくお手紙書いたものだわ。
アタシの要望とか、気持ちとか。
まー、ほぼ苦情なんだけどw)


お義母さまには?
無理ムリーw
笑ってふんふん聞くだけですw
要望が通る相手じゃありませんw