家族には腹が立つ嫁(つまりアタシ) | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昨日の続きの記事なんですが。
ひつこい。
ひつこいが、アタシは家族に腹が立つんだよな。

お義母さま宅からアタシが自宅に帰ると、
玄関に靴がたくさん出ていた。
…。

息子が、肉じゃがの残りを、アタシの留守中に食べたらしい。
アタシは鍋ごと冷蔵庫に入れていたのだが、
息子は半分食べて、出しっぱなしにして、残りが腐っていた。
…。
(アタシはお義母さまがどんなに質素な暮らしをしているか知っている。
食べものは、腐っても食べているかもしれないんだ、お義母さまは。

そして、タクシー代をアタシが払うから、タクシーに乗ったらいいのに、とお義母さまに言ったけれど、
あんたそんな贅沢してたらお金貯まらんで、と、注意されているのだ。

お義母さまに比べたら、我が家はものすごく贅沢だろう。
その贅沢するお金を、実際はお義母さまからパクって、そして我が家が贅沢しているという、この罪悪感。
なぜアタシは、お義母さまのお金の管理までしなくてはならないのだ?
ねえ、誰?
誰がアタシに贅沢させているの?
旦那と子供たちだよ。
と、アタシはどうしても思ってしまう。)


いろいろと考えながら、お義母さま宅に持っていった荷物を片付けた。


リビングのゴミ箱がいっぱいで、捨てきれないゴミを、ゴミ箱の横に、コンビニ袋に入れて縛って置いてある。
奴らにゃ、ゴミ袋に入れてベランダに出すなどという高度なことはできないわな。
…。


旦那が帰るコールをくれた。
ビールを買って帰ってきた。
お義母さま宅へ行ったことの、ありがとう、を、旦那は言ってくれる。
いえ、どういたしまして。

だが、いつものように、アタシにお風呂入れておいて、や、
コップ取って、や、
しょうゆ取って、も、もちろん言う。
…。
(アタシが好きでお義母さまの世話焼いているんですよね?
だからお義母さま宅から帰ってきたアタシが、もしかして疲れていて、手間かけたら悪いな、なんて思わないんですよね?

口でのありがとうは、なんの労力もいらない。
♪シアワセなら態度でしめそうよ、って歌を、アタシは時々旦那に歌いたくなる。
旦那は働きもので、毎日疲れているんだけれど。)


お義母さま宅からの帰り道で、スーパーで買ってきた弁当をたべながら、お義母さまの様子を旦那に報告する。
(お義母さまにはアタシの手作りのオカズを食べさせてあげたいと願うのに、家族には面倒になって、スーパーの弁当を食べさせている、このていたらく。
…。)


すると今度は息子の就活の話になった。
旦那は実は心配性、
息子が今度の春までに就職できないかもしれない、などと言う。
…。
(自分の不安を、アタシに言うの、やめてくれないかい?
アタシだって不安だよ。
だけどきっとなんとかなるって、
不安に飲み込まれてもしょうがない、って思うから、あなた=旦那に、ネガティブ発言しないだけだ。
息子はできることはやっているんだし。)


… 。  は、アタシのモヤモヤの表現です。


まーね、人はいつもラッキーハッピーな気持ちではいられない。
お義母さま宅では、イライラせずに済んだけど、
自分チに帰ってきたら、
たっぷりとモヤモヤしました。


んもぉ。
ちきしょー。
あー、BBAのカネ、自分のために100万くらい、1日で使ってしまいたいw

って、
お義母さまは、なーんにも悪くありません。
お義母さまがいようといまいと、アタシのイライラモヤモヤは生まれます。


あーもう、生きるってやっぱり面倒くさくて、早いとこあちらへ行ってしまいたい、
なんて思います。

へぇ、アッシは根っからの横着もんですだ!
悪りぃかよっ!
とまた、毒づいておきます。