塩ちゃんこ鍋(我が家はアタシの昼作ったオカズを、夜にみんなが食べるので、作りたてのものはご馳走。
アタシが休みでみんなでご飯を食べる時は、ホットプレートや鍋が大活躍。)
を食べながら、珍しく旦那が饒舌だ。
旦那の昼の仕事場に、Aさんという人がいる。
Aさんは54歳の女性。
仕事ぶりは、出来る人、ではないんだそうだ。
先日この職場に新人さんが入ってきた。
25歳の男性だ。
Aさんは新人さんの教育係になったが、
新人さんに意地悪するんだそうだ。
旦那いわく、保身だろうと。
新人さんが仕事を覚えて出来る人になったら、自分の仕事の時間を減らされたり、担当の持ち場が変わったりする。
それがイヤで、Aさんは新人さんを辞めさせたかったのではないかと、
旦那は分析していた。
新人さんは一ヶ月で、もうすぐに、辞めることになった。
Aさんがかなり意地悪だったらしい。
ところが、おととい、このAさんの旦那さんが脳梗塞で倒れ、Aさん自身が辞めざるをえなくなった。
Aさんは旦那さんの介護もあるであろう。
Aさんの家庭の暗雲だ。
旦那はAさんを心配しつつ、
人に意地悪したからやな、と、しみじみと言っていた。
息子は、
Aさんに対してバチが当たった、的な見方をするのは良くないで、と言っていた。
それもそうだ、とアタシも思う。
アタシは、
自分が出したエネルギーは、やがて自分に返ってくる、
と思っている。
だから、人に意地悪したりしたくない。
できるだけ、めいっぱいの知恵を使って、意地悪したくなる状況、を、変えるようにしていきたいものだ。
自分自身が、
知恵のある人になれますように。
今この場所で、こうしていられることに、
心から感謝しています。
さ、家事して仕事に行こ。