何かと時代を感じました | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

スーツ屋で働いておりましたら、81歳のご婦人が、昨日買って裾上げしたご主人のフォーマルスーツを取りに来られました。

ご主人84歳、脳梗塞からの認知症ですって。
オムツしているんですって。
(接客中に、アタシは根掘り葉ほり聞いてしまいました。)

3人息子さんがいらっしゃるんですって。

アタシのことを、大塚家具の、娘のほうに良く似ている、ですって。
(はじめて言われたけど、ちょっと自覚してたw
お父さんのほうに似ている、って言われたら、びっくりするけどw)


老老介護か。
大変だなあ。

3秒前のことも忘れてしまって、もうこっちが参ってしまう、とおっしゃられていました。

奥様、ご自分のお身体は大切になさってくださいね。
世の中と3人の息子さん、どうか手助けをしてあげてくださいね。

いろいろお話したら、奥様、ご自分の夏のブラックフォーマルも買われました。
なんだか売りつけてしまったような…。
奥様は、きっと痩せるから、と、ピッタリサイズを買っていかれましたわ…。

奥様は、スクーターに乗って、帰ってゆかれました。
(若いなぁ。81歳で、スクーター乗るんだねぇ。)



こんな時代なのよね。