かわいいよ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昨日の夕方、
お義母さまから、久しぶりに、ご自分から電話があった。
おお、お義母さまからの電話だけれど、内容は穏やかではないか!

お義姉さん(お義母さまにとってのたった一人の娘)と疎遠になっていることを気にしている。
そしてアタシに、
世話になっている、いざというときは頼むね、としおらしい。

老人ホームに入ろうかな、などと言う。
アタシは、
ケアマネ の○○さんも、まだ早い、お義母さんはまだ元気で若いから、って言ってたでしょ、
と笑う。

お義母さまは、
みんなが私に親切なのだ、
ゴミも、缶やビンも、溜まらないうちから、さっ、と持っていってくれる、
私はありがとうございます、と、ゴミのおっちゃんにお礼を言うのだ、
こんなに親切にしてくれるから、町に、役所に、私の家を売って寄付しなくちゃいけないかしら?
などと言う。

アタシは、
お義母さまは感謝の深い人なんだね、立派なお年寄りだよ、アタシのお手本だよ、と持ちあげておくw

15分ほど話して、お義母さまはご機嫌で、電話は終わった。


帰宅した旦那に電話のことを話す。
旦那は、
「ぬゎーにが!
ええかっこしいやなw
ホンマはごうつくばばあやないかw」
と笑ったw

ひゃっひゃっーw
実の息子も、お義母さまの本質は知っているw
旦那がつっこんでくれるから、アタシは笑ってお義母さまと接することができるw
旦那がお義母さまをほどほどに大切にしているから、アタシは笑っていられるのだ。


お義母さまとは、見せかけの仲良しをしている。
けれど、これで良い。
ありがたいことです。

ご機嫌のいい時のお義母さまは、やっぱりかわいいな、
と思う、アタシでございますw