地味な料理からセンチメンタル、そして下品 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

先日市場でふきを買った。
早いとこ調理してしまわねば。
美味しくなくなっちゃうよ。

出勤前にちまちまと皮をむき、下ゆでをして、関西のうどん出汁味にした。
んんー、良いかをり♪


でもね、ビミョーな都会っ子の旦那や息子にゃ、大してウケないんだわ。

あのねー、こーゆーものって、けっこうご馳走、なんだからね。
これだから教養?のないヤツらはイヤだわ。

焼肉だのカレーだの、ウインナーだの、そーゆーものばっかり食っときゃいいわ。
お子ちゃま、め。


アタシの実家あたりには、ナマハゲがいますw

がっこ。
細いタケノコ。
ハタハタずし。
ベロベロのワカメ。
菊の花のおひたし。
とんぶり。

こーゆー食べ物を、わかちあえる人は、アタシにはもういないんだなぁ。
あらやだ、なんだか泣けてきちゃったわ。

ここには書いていないけど、いっぱいいろいろあるのですわ。



もうアタシには、田舎がない。
しょーがない、あのババアとあのちょっと臭い家を田舎とするか。