認知症患者からのどーでもいい電話はいりませんよ | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さまは、アタシの携帯に電話がかけられない。
アタシはお義母さまに、携帯で呼び出されることはございません。
ひゃっほー♪

(あの、
みなさんにお尋ねしたいんですけど、
認知症患者に、のべつまくなしに、どこにいようと、何していようと、呼び出されるなんてイヤじゃないですか?しょーじき。

大事な話ならいいですよ、でも認知症患者はどーでもいいことで、あなたが仕事をしていようと、風邪で寝込んでいようと、あなたを呼び出す可能性があるんです。
そんな症状が出なければいいんですけどね。
お義母さまは今のところ、そんなにひどい電話魔ではないんだけど。
旦那の携帯番号は知ってるから、混乱している時には、日に何度も電話してくる。

アタシはイヤだなあ。
それされたら、お義母さまにムカついてしまうなw)



お義母さまは、カレンダーの裏を使った、自作のアドレス帳を持っている。
節約の意味もあるが、お義母さまは目が良くないので、一文字が、1センチ四方くらいないと、見にくい、使いづらいので、自作なさっている。

ある時まで、そのアドレス帳に、アタシの携帯番号はきちんと書かれていた。

お義母さまが混乱して我が家にいらした時に、そのアドレス帳(何度か作り替えていたんだろう)を見た。
そしたら、アタシの携帯番号が、シモ4ケタ、そっくり消えている。
書き写すときに、間違えたのだな。
そのときアタシは、シモ4ケタの数字を足しておいた。

それから半年くらいたって、お義母さま宅でアドレス帳を見ると、
また新しくしてあって、
ふたたびアタシのシモ4ケタが消えているではないか。
せっかく直してあげたのに。


これは、神様が、
お義母さまがどーでもいいことでアタシに関わってこないようにと、
とっても粋な計らいをして下さったのだ、と、アタシは思うことにした。
アタシはもう書き足さなかった。

お義母さまはアタシの携帯に連絡できないが、
お義母さまが何かした時には、ご近所や、ケアマネ、ヘルパーさん、民生委員のヤマシタさん、地域包括支援センターの方、
みんなアタシの携帯に連絡をくださる。
大事なことだけの連絡を。


アタシは、お義母さまに、アタシの正しい携帯番号を、
教えないよぅ~w
いじわるじゃないよぅ~w
(本人はよくわかってないみたいだしw)


自衛手段です。
読者のみなさん、何か意見はございまして?