娘と家庭内別居したオハナシ | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

クラウディア=アタシと、アンナ=娘は、いっとき非常に仲が悪かった。

娘が中1くらいの頃、弁当の中身がどーだ、こーだ、と文句を言うので、
(その他にも、さんざん反抗されましたw)
「そんなら自炊しな」と、アタシは娘に一ヶ月の食費、二万円(たしか)を渡した。
娘は持ち前のガッツ?クソ反抗心?で、
やってやろうじゃないの!と、
学校と部活と自炊をがんばった。



「ちょっと、早くキッチン空けてくんない?」
「今空けるわボケ。もう少しで出来上がるから待っとけや」

などとギャーギャー言いながら、アタシ達はコンロを奪いあったものだ。

旦那と息子は呆れていた。
この依怙地な女どもをなだめることを、放棄してしまっていた。


ある時には、夜の8時くらいに、
「なあなあ奥さん、一緒に買い物に行きません?」
と、アタシと娘と二人で自転車で連れ立ってスーパーへ出かけ、
それぞれ買い物カゴを持ち、
通路ですれ違うと、
「何買うてますのん?」と、お互いの食材を覗き見したりした。

一ヶ月くらい、娘はがんばった。



その日の娘のメニューは、ペペロンチーノもどき、であった。
業務スーパー(激安スーパーだ。いかんせん、安いだけあって、マズイものも多いが、輸入食品などは、チョーお買い得でウマウマだったりする。)で買った、マカロニを、オリーブオイルとぬんぬく(ニンニク)と鷹の爪で炒めてあった。

娘は、明らかにまずそうに食べているw
(ペペロンチーノ作りを舐めんなよ、イタリアのシンプル料理は奥が深いんだからな。って、なんのウンチクやねんw)

アタシと息子は、(旦那はまだ帰宅していなかった。)
いやアタシは、
鼻歌まじりに、あえて、「おいしーっ」と言って、自分のご飯を(ハンバーグ的なものだったと思う。)を食べてやった。

悔しさとマズさで黙り込む娘。

「アタシのご飯食べるか?w」
頷く娘。

Winner!
勝った!勝ったよ、アタシゃ!wwww
ほーっほっほっほ♪
娘は自炊をやめましたw



あとから娘から聞いたけど、
当時アタシにムカついた時には、
アタシの歯ブラシを、猫のトイレの砂に埋めこんで、元に戻しておく、
とゆーイヤガラセで、精神の安定を図っていたんだってさ。


くっだらないことを、全力でやってきたもんだよなw

今の娘は、一人暮しで、親のありがたみと、オノレの横着さを思い知ったので、
アタシのことを、
「おばはん、エエヤツやな」と言ってくれている。
だろぉー?w

ユニークな家庭もあっていいの。

今んところ笑えているから、お義母さまのことも、ユニークに対処して行こう、と思っている。