震災の日 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

今日は阪神淡路大震災の日。
(この記事は明日アップするだろう。)
我が家は震災の地にある。

20年前、アタシ達も被災した。
おかげさまで、アタシ達は、何の被害もなかった。
少々不便な生活を送ったけれど、避難所にも行かず、苦労と呼べるほどのことはなく過ごさせていただいた。
ありがたいことなのだな。


水は1ヶ月くらい出なかったような覚えがある。
お腹のゆるい旦那は、毎朝、うん○ばっかたれてごめんな、とつぶやきながら、風呂の残り湯をバケツに汲み、トイレの水にしていた。

ガスは2ヶ月くらいかかったかな。
近所のラブホで、四人でお風呂入ったよなあ。
みんな家族連れで並んでいたもの、ラブホテル、なんて気にしている場合ではなかったわ。
(子供達が小さかったし、気まずい思いはない。100人は並んでいたよ。こ1時間待ったような気がする。
銭湯も再開しだしたが、人でごった返す銭湯より、ゆったりと入浴できた。
通常置かれている怪しい小道具類はなかったんじゃないかなあ?
そんなことまで気がまわるかーい!覚えてないw
行列のできるラブホテル、家族みんなでラブホテルへ!なんてタイトルをつけるのは、いくらアタシでもはばかられるわ。)

旦那が、醤油が入っていたポリタンクに、給水車から入れてもらった水を持って帰ってきたので、飲み水として使ったら、
醤油フレーバーに気が付いた当時3歳の娘が、
「この水、なんかへんっ」と言い、
なかなか鋭いやっちゃなー、と思ったり。

やっぱりバカバカしいことを書いてしまった。




やり場のない悲しみ、怒りを感じられた方々が、少しずつ、すこしずつ、癒されてゆかれますように。

不謹慎なことしか考えないアタシだけれど、
何が起こっても、引き受ける強さを、
お義母さまに対しても、
この先の何らかの苦労にも、
発揮できますように。
(って、人様の介護ブログを見ていると、アタシにゃ引き受けきれない、と、切実に思うけど。
卑怯なヤツでいいーーー、ごめんなさーい、うわぁん。)

気をとりなおして、
さあ今日も一日を始めよう。