入れ歯は深緑 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

旦那はポンコツ野郎である。
(のっけから罵詈雑言だw)
お義母さまを、28日に、旦那が我が家に連れてくることになった。

お義母さまを年末、いやもう明日だ、
我が家にお呼びするには、それなりの準備がいる。
旦那は全てをかるぅーく捉えている。
このばかたれが!

食べ物。

お義母さまは入れ歯をどこかにしまってしまわれた。
(この入れ歯は、一度深緑のカビに覆われたものを、アタシがハイターで除菌脱色?したんだが、また深緑になっていそうだよ、一年間装着してないもん、どこへしまったんだ?)


最近は煮て柔らかくなるものしか食べない。
本人が気がついて、旦那が連れてくる時に、装着してくれたらいいが、
入れ歯を我が家に持ってこないとなると、
かまぼこ、水菜、数の子、ゴボウ、筍、
んー、正月に食卓に上る食材の半分くらい、無理。
まあ工夫するけど。
長く煮る、刻む、くったくたにすりゃあいいんでしょ。

(エビの佃煮、殻つきの、あのチクチクするヤツ、
あれ食べさせたら、お義母さまの口の中は、スプラッター状態だろうか?
ひひ、ひひひひひ。
意地悪な妄想に耽る…。)

犬も連れてくる。
犬用品も持ってこなくては。
荷物が多いな。

旦那は認知症が、
自分は間違っていない、や、
出来ないことを認めたくない、や、
人にばかにされた、や、
その他もろもろが、
悪口→不穏→暴れまわる
となっていくことに、
まだ理解が足りないと思われる。


血みどろの年末年始にしたくなかったら、
お義母さまに入れ歯を装着させるか、
全ての食べ物をくったくたにするか。
嫁(つまりアタシ)には、そう感じられる。

他にも、
何がお義母さまのイライラポイントなのか、
自分も、お義母さまの何にイラつくのか、
頭の片隅に置いて行動しないと、
王蟲が、王蟲がっ!
不安である。


旦那よ、アタシは考えすぎですかい?

(あの深緑の入れ歯、アタシなら、もう一度装着するのはイヤだ。
お義母さまはどう思うんだろう?)