増田岡田の岡田じゃありません。
お義母さまからお電話があった。
仕事が休みで、アタシは家にいた。
声のテンションでわかるようになってきたな、最近は。
お義母さまみずから我が家に電話をかけてくる時は、不吉な予兆、王蟲が群れをなして全てをなぎ倒す直前。
先日庭師さんに来て貰った義母宅。
アタシも行って、仕上がりも見ているし、お義母さまは当日満足そうであった。
「これでみんな褒めてくれるわぁ~。」
↑お義母さまの願望
ところが、この電話で、アタシに庭師さんへの不満を吐露してきた。
「だーれも褒めてくれないし、玄関先だけ綺麗になってるけど、裏庭は適当やないの。
あんなん、お金騙されたようなもんやわー。
私悔しいわあ。
こんなんにお金払ったの?って、近所のものわらいのタネやで。
年寄りの人が2人来たやろ、やっぱり年寄りはあかん。
草もぼうぼう、椿の木も、ちょっちょっと切っただけやわ。
だーれも褒めてくれないし。」
(だーれも褒めてくれない、って、
お義母さまの家を訪ねるのは、民生委員の方と、ヘルパーさんと、家族だけ。
アナタは引きこもりなんで、孤立しているんです。
そら、誰も褒めんやろ。)
おお、これはほっておくと、自転車フェアの二の舞だ!
(過去ブログ載せましょかね?)
アタシはひたすら 悔しい、に同調し、
庭師さんに文句を言ってあげる!と引き受けたフリをした。
庭師さんにアタシは電話をした。
認知症のことと、もしかしたら、お金返して、って連絡があるかもしれない、とお伝えしました。
(確かにお義母さまは、アタシに、半額くらい返してもらおか?と言いました。)
お金を出しているのはお義母さまだから、庭師さん、どうかよいように取り計らってくださいな。
(ほぉーら、認知症の人に金銭授受、もしくは何がしかの計画を、何の考えもなく遂行させると、えらいこっちゃになっていく。)
おっと忘れちゃいけない、今日はヘルパーさんが訪問する日。
アタシはお忙しいであろう、ヘルパーさんの、携帯に電話した。
「すみませんw、あのw、庭、褒めてもらえますかw」
「wはい、わかりましたw褒めておきますw」
ヘルパーダマシイ、さすがですw
夕方になった。
混乱期には、旦那の携帯に電話をかけてくるはずだ。
あら、お義母さま、お電話かけてこないじゃないの。
まだ断定は出来ないが、これは、ヘルパーさんの褒め褒め作戦が効いた?
んー、めんどくさいヤツw
こりゃあ、この年末の美容院に行ったあとも、褒めちぎらなあかんな。
三歳児が、一人でトイレに行ったよ!って自慢げにするのを、
偉いねー、かしこいねー、って、大げさに褒めるのは、微笑ましいが、
84歳のお庭褒めて、に付き合うのは、
めんどくさいw
が、アタシは立派なお義母さま
マスターとなるのだ。