うちの次女が通う保育園の運動会は半端ない。
園児がチーチーパッパなんてのを想像していくと、ぶったまげる。

何がすごいか?
大人だよ!!

大人の種目の熱の入りようが尋常じゃない。
正直、園児たちとどっちが主役なのかよくわからない。

民間園なので、系列の園が集まって合同でやるんだけど、
園対抗リレー・・・子ども走らないんだよ?
先生と保護者が園の威信をかけて超本気のランナウェイだよ?
そして、これが一番の目玉競技で、この競技だけ表彰式までやる。
入場行進にわけのわからないキャッチコピーつけられて、ダースベーダーの曲で入場したりする。
っていうか、春先の親子遠足で選手選出の為の予選までやる。


そして、場内大爆笑の先生のダンス。
去年、女性の先生はきゃりーぱみゅぱみゅ、男性はエグザイルを踊ってた。
すっげ~盛り上がり。
なにしろ、パパカメラ族が先生を必死に撮りまくってるからね。
子どもそっちのけで。

そして、つなひっぱり。
つなひきじゃないよ。つなひっぱり。
3メートルくらいの短いロープを何本か並べて、両端に整列した親がいっせいに奪い合いに行く。
スタートの合図と同時に、すっげー砂埃。
毎年、必ず負傷者が出る。
でも、親競技で強制参加じゃないし、子どもは蚊帳の外だから中止にならない。
これがまた、ものすごく盛り上がる。
ロープと一緒にひきずられてくパパもいる。
鬼の形相で気迫勝負のママもいる。
子ども達は何故か大喜び。

長女の小学校の運動会は大人の競技が一つもなかった。
そのせいか、親は自分の子どもが出てないとタバコ吸いにいなくなったり、シートの上で寝てたり、いまいち一体感がなくてつまんなかった。
先生は偉そうにしてるしな。

やっぱり、大人が泥だらけになって傷だらけになって、健闘を称えあう姿を子ども達にみせなきゃダメダヨ・・・と思う。
あの保育園の運動会を経験すると。

今年は再来週の土曜日。
夫は、つなひっぱりに参戦するらしい。