ちゃ~んと責任取ったるわぃ | sio風呂

ちゃ~んと責任取ったるわぃ

癌の宣告以来
sioは生と死の境界で生きています。

ノーマルに自分を置いていないと
再発をちゃんと受け止められない気がするからです。
そのことを不幸にも可哀想にも思ってはいないです。
仕方がないと考えています。


こんなsioでも、
医師から告げられたとき
その場で泣きこそしませんでしたが、
無意識に「どうして私が?」と
思わずつぶやいてしまったようです。


「皆さんそうおっしゃいます。」と医師が答えたので、
口に出したことに気がつきました。


その時、
sioは「みんなもそう思うんならしゃぁないなぁ・・・」って
不思議なくらい素直にちゃんと
自分の状況を受け止めました。
一瞬にして気持ちが前向きへと変われたように思います。


でも、みんながみんな同じではないですよね。


連れ合いはスピッツの草野さんほどではないですが、
今とても精神的にまいっています。
こんな彼は初めてです。


この人は数年前までは
斜に構えて何事にも動じないクールと言えば聞こえは良いですが、
どこか冷たさを感じさせる人でした。
人の感情に流されることはなかったと自分でも振り返っていますから・・・


でもsioと過ごすことで変わってしまいました。
その変化を二人して喜んでいたのですが、
今の姿を見ていると間違ってたのかもしれない気もしてきて
なんだか辛い気持ちになります。


昨夜もあまりにも辛そうで、
つい・・・
「sioが二ヵ月後に死んでしまうのとどっちが辛い?
無駄に悲しまず、
気持ち入れ替えてしっかり働いてできる限り募金して、
増税になったとき文句言わずしっかり払えるようにしなさいよ!
あなたが、ここでどんなに悲しんでいても誰も喜ばないの、
何の足しにもならないの、しっかりしなさいっ」
って言ってしまいました。


目をぱちくりして
「わかりました」って言ってましたが
昨日よりは元気出してお仕事頑張ってるの?


ごめんね、閉めて生きてきた心を開けちゃって・・・
でもね、心開いて受け止めて、
それでも耐えられるのが本当の人の強さなんだよ?
強くなりなさいね、あなたなら大丈夫!
強くなるまで、ちゃんとsioそばにいるからね。