

前回、
紙とペンがない場合や詳しい説明はしなくていいが病気のことを話さなければいけないとき。
私は、第二の病名、“炎症性角化症”を使います。
とお話ししました

今回は、第二の病名“炎症性角化症”についてのお話しです。
第二の病名といいましたが、皮膚科学としてみた場合、“炎症性角化症”は乾癬の正式な病名です。
分かりにくいですね……
“スパゲティやマカロニを大きなくくりでパスタと言う”というように、“尋常性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬などを大きなくくりで表したのが炎症性角化症”だということなんです

つまりは、しおの場合

『炎症性角化症に分類される尋常性乾癬』
というわけです。
ということで、手早く口頭で説明するには“炎症性角化症”の方が理解してもらいやすい

「炎症性だから…赤くなるのかな。角化だから…皮膚がかたくなるのかな。」
と名前から想像してもらいやすいのです

ということで、昨日、担当の美容師さんにもこの名前で説明しました。
乾癬って病名がもっとポピュラーだったら、こんな悩みないのかなぁ
