「あたたかい人」


20代後半僕はあの時代に会社員を辞めて音楽に本気で取り組んだ(そりゃあ周囲は反対したし母は泣いていた)

その時のバンドメンバーがきっと色々あっただろうにまた音楽を再開していてそしていまの環境にいまの仲間で僕を迎えてくれた(彼は北海道出身)

幸運が重なり 確かにあの時、全国4000組だかのバンドの中で僕らのバンド(ブレーメルハーフェン)は優秀賞と僕は最優秀歌唱賞をいただいた ちなみに ゲストは シャ乱Q  2000人くらいのホールは満員だった。
その大会の中にはその後200万枚を売り上げたあの歌姫もいるような立派な大会だった(YAMAHA MQででてきます)

しかし
バンドでのデビューは叶わず
ソロの話ししか来なかった

プロデューサーに頼んで
最初はレコーディングはさせて貰えないかもしれないけどメンバーをバックにはしてもらえる話しになったが
メンバーは不満で実現はしなかった。

不本意な気持ちのままの活動は実を結ぶはずもなく オリコンにデカデカと写真が載ったくせに僕達のメジャーデビューは叶わなかった。

いまならわかる

他人のせいにしたり
他人の人生を他人がどうのこうの
出来るわけもないし
すべきではない

その辺りで
ちょっとSNSに書けないような
事が重なり

僕自身人間不信になった

病は気からと言うが
そのあと「直ぐにご両親呼んでください」と言われるような病を体験した

あの頃

人生を悲観して
他人を責めて
なんとか自分を保っていたと
思う。

でも

人間は多分 生まれた時点で 
最高に自由な生き物なんだと思う

その事をどんどん
忘れていってしまうのだろう

大人になるにつれ
いつの間にか
自分の使命を忘れてしまうのだろう

僕がいま歌わせて頂いていたり
繋がっている人達は

本当に不思議なくらい
縁がある

勿論 何年も経っていたりしても
再会できるし
不思議な事に不思議な縁はつながる

きっと神様がいて(ユーミンも歌ってるでしょ?w)

「SIOくんが成長するには歌を作って君が救われたように音楽を作るといい、でも苦労しないといいうたは歌えないから音痴にしとくし直ぐに成功出来ないようにしとくね^ ^」 

こんな感じになっているのだろうと思うのです♪w

昨夜の再会は本当に嬉しいものだった

あの頃もそうだった

「しお ビール飲むか?」 
「ほら これ食えよ」
「お前はいいから」
「〇〇さん紹介する」

自分より僕の事ばかり大切にしてくれる人だった

昨夜も「ほらっ」とビールを差し出してくれる

懐かしい話しもしたけど

これからの話しもした

久しぶりに彼のドラムで歌った

これからの話しが出来るって事は

「今日」が生きてるって事だ。

「メジャーに連れて行けなくて御免なさい」

昔のメンバーに対してずっと思っている事だった

でもそんな事は「僕の思い上がり」で

みんなそれぞれに最高の人生を歩んでいる。

だから
僕は僕の人生をいきる

「SIO」と言う生き物が

その場所を明るく出来ますように

「SIO」と言う生き物が

「音楽を発信」
する事で「誰かのお役に立てますように」

今日も一日その気持ちで生きようと思います

ありがとう
その気持ちで今日も一日