夏色の指輪

『夏色の指輪』
SIO

朝から街は　ひどい雨だった
風が音を立ててびゅーびゅー唄ってた
ワイパーが刻んだ８ビートの向こう
切り取られた意識　君がいた景色

やさしかったのは誰のせいだろ？
涙はこぼさない

アイシテル　アイシテル
ありふれた恋の終わりさ
アイシテル　アイシテル
雨がやんだら　ハンドルはどっちに回そうか


夏いろの指輪をならんで買ったのは
確か次の角の海ぞいの店だな

君の涙のわけなどわからずに
やっと気付くのは自分のこの気持

寂しかったのは誰のせいだろ？
涙はこぼさない

アイシテル　アイシテル
なぜだろう言葉にできずに
アイシテルアイシテル
君のエガオが胸を刺す　ah

アイシテル　アイシテル
一度だけでも伝えたいから雨がやんだら
君の住んでる街に着いたよ

SIO