ダーマトグラフって何?とよく聞かれます。
ダーマトグラフは私が線画を描く時に使っている筆記用具です。
硬めのクレヨンのような感じで紙にもガラスのようなツルツルのものにも描けます。
削るのではなく、糸を引っ張って巻かれている紙をくるくる剥がすあの筆記用具、多分どこかで見たことあると思います。
左から鉛筆(B4)、ダーマトグラフ、チャコール(鉛筆型木炭のようなもの)
鉛筆は線がグレーに見え、チャコールはこすれがち。
ダーマトグラフは鉛筆よりも真っ黒く、軽い筆圧でも描けて速く描いても薄くなりません。
油性なのでこすっても取れにくく線が消えません。
水彩で滲まず水彩筆で線がぼやけたり消えたりすることがないので気に入っています。
ただし、消せません。
間違えたら描き直しです。描き直したことないけど。
それからすぐになまくらになります。柔らかいので。
だから私は先端を細く削ったものを何本も用意しておきます。
私は線を引くスピードが速いです。
速くないと生き生きした線になりません。
線そのものが綺麗であることが私の理想です。
スピードが速い分軽く描くため筆圧が弱く、鉛筆だと薄くて残念な線になりがちです。
線が命の私の絵。線はちゃんと見えなければならない。
絵の具を塗って線が消えては台無しです。
ですが全ての筆記用具を試したわけではありませんので、もしかしたらこの先ダーマとグラフを止めることが無いとは言い切れません。
みなさんどんな筆記用具をお使いですか?

