IMMシアターにて5/14~5/18まで行われた朗読劇『たもつん』
ちばくんが出演ってことでもちろん観に行ってきた
昼回だけ観るつもりが、あまりの面白さと時間もちょうどいいしで追いチケして夜回も観劇
笑いは正直昼の方が多くて夜はじっくり観る方が多かったね
物語の内容は
たもつんの結婚式で余興しようとやべぇ先輩に呼ばれた高校の元野球部の3人(だが当時も今も先輩のことそんな知らないw)
声かけて集まったのが二人だけだったオチw
仕事の営業しようとした不純な理由で参加したユーキチと暇で参加したおぼっちゃまなしゅうまい
ただこの3人の掛け合いが聴いてて気持ちよくて
楽しく笑いつつホロっとなる青春の青臭さを感じて「こういう友情ってあるよなぁ」と
最初は営業かけようと思ってた思惑が外れ、もはや意味ないからやめようとしてたユーキチ
やべぇ先輩のおかげで営業成績よくなって飽きたからやめようとするしゅうまいを説得するの面白かった(笑)
集まって話していくうちに昔話に花が咲いて色々と思い出しつつそんなことあった?となんだかんだその時間が楽しくなっていってた矢先に現れた別の先輩ダーヤマにより
明るみになってくやべぇ先輩の嘘
そしてしゅうまいの嘘
ユーキチの陰口
3人の仲に亀裂が入るかと危惧したけどそんなん全く無問題
「付き合う人間(先輩)は選べよ」のとおり
昔のことだからって人の気持ち考えず傷つけてく先輩よりたもつんを祝いたい優しい想いを持つ先輩
どっちが付き合う人かなんて一目瞭然
もうここがね、ユーキチの潔さがめっちゃよくてね
ちゃっちゃとダーヤマ先輩を追い出し「選べって言われたから選んだだけです」って言うんだよ!!!
そんなんやべぇ先輩嬉しすぎっしょ(そして私も嬉しかったさ)
これでさらに3人の仲が深まったと思った瞬間、一難去ってまた一難
今度は謎の女性の訪問により事態は急展開
たもつんをイジメてたあなたたちに祝ってほしくないというたもつんのお相手!
そしてその相手がみなみんという元グラビアアイドルという
(たもつんの幼なじみとかなのかなー・・・やけに家庭事情も詳しかったし)
けれど「イジメてた」と言われても3人は全く心当たりない
まぁいじめってしている側は無自覚っていうけど、今まで観てきた私から見てもそう思えないし見えない
(ダーヤマ先輩辺りはしてそうだけどああいう人を嫌な気分にさせるいじり方とか)
それに余興を頼んだのはたもつんなんだから断るにしてもなんでお前が?とちょっと嫌だったな
彼のために私が言ってあげてるの感がもうほんと、、、、
せっかく楽しんでるところに水差してくるの嫌いなんだよね
たもつんはたもつんでハッキリ言わないし(LINEのスタンプのみというw)
それでちゃんとしたたもつんの気持ちも聞かないままお開き
結婚式も終わり、その後久々にやべぇ先輩から連絡を受けたけどそこに先輩の姿はなくて
ユーキチの後に来たしゅうまいと待つことに
しゅうまいの行動を見透かした先輩の手紙が3通順番通り見つかるの面白かった
ビール呑むかー①
お腹すいたーチンするかー②
マヨネーズ(焼きそばには必ずマヨなしゅうまい)③
自分の勘違いで無駄な時間を付き合わせてしまったことに合わす顔がなくて手紙残して消えるつもりだったらしいけど
どう考えてもななみんの勝手な言い分のせいでこうなったとモヤモヤ
まぁ3人が集まれて過ごした時間が出来たのは二人のおかげでもあるしってことで相殺
ここでたもつんからSOSがLINEのスタンプで届く(これだけで理解できるん早っ)
さらにななみんのネットストーカーと化したユーキチ(おそろしいよ、、、裏垢特定まで、、、)により事情理解と居場所特定
なんと舞台があるここ東京ドームシティに
たもつんの所へ向かう3人
ここで舞台上を飛び出し、席を通って真ん中の通路を回ってくれるという演出が
昼の回は全体を見渡せる場所だったけど夜の回は右側通路前だったからめっちゃ近くでお三方を見れたんだよね
しかもここしゅうまいが出てくる場所近くだったから思わぬ平埜さんをド近くで
(間近で見た平埜さんめっちゃかっこよかったし笑顔でニコッとしてたの好印象)
ちばくんの姿も近くで見られたし、夜の回も観て本当正解だった
(華奢なイメージあるけどガシッとした背中は大きくてやっぱり男の人だなと)
会うたびに印象が違ってちばくんには毎回驚くことばかり
喧嘩した観覧車
見つけた噴水のある場所
そしてここで出来なかったまさかの余興披露することにw
カップルや家族連れがいっぱいのセリフ通り確かに多かったよ
そりゃ恥ずかしい
たもつんを励ますための3人の行動に拍手
本当最高に楽しくて面白くて感動する朗読劇でした
最後にマツケンサンバを踊るなんてね
あの夜の舞台にジャズ大名の舞台蘇ってきたよねー
あーとっても楽しかった
そしてこの『たもつん』の脚本家は吉田恵里香さんでした
随所にああ吉田さんの書く本だなぁと感じられる表現がいくつもあって
やはり彼女の書くものは私の心を打つね