パルコ劇場にて開幕した舞台『ワタシタチはモノガタリ』観劇してきました爆  笑飛び出すハート

 

 

 

 

終始笑いに包まれたとっても楽しいラブコメでした笑

以下ネタバレ感想ですキラキラ

 

 

 

 

 

 

15年に及ぶ長い文通手紙

どのくらいの頻度で出してたのかは分からないけどそこまで続くって凄いよね

今(大人)になって思えば子供じみた冗談めいた約束でも中学生なりに本気だった

そんなことあるわけないのになんて思いながらもしかしたらなんてね

あんなことこんなこと想像してはキャーなんてその世界に浸ることあったよね笑い

私だって中学生の頃は好きな人の事色々あれやこれと考えてたもん

気付いてほしくて見てほしくてバカなこともしてたな(遠い目)

30歳になっても独身なら結婚しようねなんて言ったことはさすがにないけども

そもそも彼氏欲しいとか結婚したいとか思ったことなかったからなーキョロキョロ

漫画やドラマの恋愛を見ては妄想するだけのつくづく現実の恋愛ごとに関心のない私だったw

と、私の事は小脇に置いて。

江口のり子さん演じる富子と松尾諭さん演じる徳人は中学生で別れてから一度も会うことはなくて

それならなおさら自分の中でその人は美化されて行っちゃうよねあせる

きっとこうでこうなって運命的に再会してって時に届いたのが結婚式の『招待状』ラブレター

自分が紡いできた物語が音を立てて崩れていくよねガックリ

(舞台の演出で言葉が落ちてくるのすごく良かったラブラブ)

一気に現実へ引き戻されるわけですよガーン

して久しぶりに会った当の本人は飄々と「そんなこと言ってたねー」なんて別にそこまで深く考えてなくて。

徳人は富子の書く文章が好きで、そんな彼女の夢をただ応援してるだけ

いつか世に出てくるのをただただ待ってる

それも確かに愛かもしれない

結局二人とも会わなかったことで自分の知ってる情報(文章)でしか相手を構築できなかったんだよね汗

恋に恋した富子と才能に恋した徳人のすれ違い

どうしようもないし、これもまた運命のいたずらというかあせる

 

 

富子が手紙のやり取りを元に書いたWeb小説は人気を得て

なんと映画化にまで発展驚き

しかし徳人の手紙勝手に載せてたから事は大事に

(いやぁ勝手に載せられるのは私だって嫌だし怒るよ、だって恥ずかしいじゃん)

なんとかどうにか徳人説得して映画化に向かって行くはいいけど

まだ結末の決まっていない小説

映画にする上で絶対必要な結末

さて、どうすると話し合いが行われたんだけど

 

決まらないまま幕は下りた

富子はどうしたんだろうな

 

多くの読者が望んでる結末を描くのか

それとも自分の願望を描くのか

はたまた全く違うものになるのか

 

小説私も書いたことあるんだけど、時に登場人物って自分が生み出したはずなのに

勝手に動き出すときあるんだよね

急に意志を持ち出したというか、え、こんな行動取るの!?いやこっちそうするつもりなかったのにみたいなね

だからイマジナリーで生み出された松岡茉優ちゃん演じるミコとちばくん演じるリヒトが作者に物申したり、寄り添ったりしてるの見てて分かるなぁと

富子が生み出したはずなのに言い合いに発展していってさ

その4人の会話がもう楽しくて楽しくて爆笑

ただ急にフッと切なくなってねショボーン

自分の手元から離れていった作品は自分のものなのかそれとも。。。

ここ芦原先生のことが浮かんだの

こうやって遺志は繋がっていくんだなぁとつい想いを馳せてしまった

横山さん(作家)がそこを受けてのものなのかは分からないけどね

 

ちょっとノスタルジックな感想書いちゃったけど

実際はもっとシンプルで笑いの絶えないラブコメディなので安心して笑

思い出の文芸部のシーンをイマジナリーなミコとリヒトが演じてるんだけど

橋爪さん演じるひかるが「誰やねん!」「関西弁ちゃうやん!」「富子もちゃうし!」とかツッコんでるのがもう可笑しくておかしくて爆笑

あーもうあそこイマジナリーに演じさせたの正解

ちばくんのエセ関西弁堪能できたし

あそこのシーンだけ繰り返して観たいくらい

観客笑い終わってるのに私だけなんかずっと笑ってた爆  笑音譜

 

入野自由君演じるやる気失くした映画監督ショージと茉優ちゃん(二役)演じる気が強い女優丁子とのやり取りとか

リアル感ありありでマンネリ同棲カップルをのぞき見してる感があってよかったし

徳人家族はこんなんあるよねと日常の垣間見えるほっこりなシーンが素敵だったし

夫婦のやり取りはどうあったって信頼してるからってのが根本に見えて安心して見てられたし

微笑ましい家族関係だった家

 

 

みてくれじゃなくて書道を見てくれというちばくん(二役)演じる闇深き書道アーティストウンピョウの言動がねもう最高笑

突拍子もない走り方とか爆笑

ショージ監督が「ダメでしたーーーーウンピョウダメでしたーーーー」の声に

あ、演技下手だったのかもしかしてと予想してたら予想以上の棒読み

それでいてやけに自信ありありで丁子の演技に逆に文句言う始末

(なんだ、こいつーーーと私の中でジョイマン降臨)

役としてはだめだったけど、ショージがウンピョウを撮りたいと真剣に丁子に言ってたシーンとってもよかったニコニコ

是非それ観てみたい映画

書道をしてる時が一番輝いてたからキラキラ

 

皆様芸達者でらして、ちょっとしたことで笑いが生み出されててね拍手

あー楽しかったな、今回は一回きりにしたんだけど日に日にもう一度観たくなってきてたまらないダッシュ

ウズウズする気づき

東京公演は終わったけど福岡、大阪、新潟と公演があるんだよねニコニコ

あ、気になった方は是非ご覧くださいウインク

超絶オススメしますグッ

わたしもどうしよっかなー大阪ならいける、か・・・?