12月9日からKAAT劇場にて幕を上げ、今日び高槻公園芸術劇場にて幕を下ろした舞台
その名も「ジャズ大名」
愛知公演は残念ながら中止となってしまったけど、それでも無事大千穐楽迎えられたことに拍手
私は神奈川公演と兵庫公演の2回観劇っ
ええもう素晴らしい舞台でした
音が客席にまで響いて、振動を体感することでまるで舞台と一体化してるよう
コントを見てるような楽しさと笑いもたくさん散りばめられてあって。
最初の殿登場シーンなんてまさにバカ殿だったよ
そして小気味いいテンポのやりとりがまた最高
楽しかった~何度も観たいと思えるほどの楽しさだった
神戸公演はめっちゃ寒い日だったのに観終わったあとは体が熱くてね
熱気に包まれた舞台会場だったっ
言葉が通じないならボディランゲージや音楽で意思疎通をはかればいい。
音楽があればそこに言葉はいらない。
音楽は全世界共通言語
熱に浮かされ、急に現れるは百鬼夜行
そして八百万の神々
凄かったなー何でもありなあのカオスな世界
そして、音に魅入られ、取憑かれたように歌い踊り狂っていく藩の衆
ここから20分ノンストップの狂喜乱舞シーン
ちばくんをはじめ皆さま楽しんでるのがヒシヒシと伝わってきたし
鬱憤としてた何かを洗い流してくれるようなそんな力強さをくれた音
楽しくて仕方なくて
手が痛くなるほど手を叩いてた
舞い落ちる紙吹雪に光が当たってそれはそれはキラキラに輝いてとても綺麗
最高の舞台をありがとうってノリにのって最高潮のまま幕後の高揚感はしばらく続いたな~
ちばくんが自信ない、聞かないでって言ってたクラリネットだけどすっごくよかったよっ
力強い音がドーンと響いていってね、ジーンと
ちばくん楽しそうだったな~
猛々しい煽りもよかったし、かっこよくて逞しくて頼りになる愛すべき殿だった
こういう殿なら皆ついていくよな~と感じさせる殿でした
江戸末期。
あの変わり目の時代に起きたかもしれない小さな藩の夢想の一幕
「転がっていくのは構わないが、自分が削られていくのだけは避けたいものだな」
「考えているうちは削られないと思います」