男子だけが罹る疫病「赤面疱瘡」により女子が将軍になる男女逆転の物語

 

最高でした気づき

 

この一言に尽きますっ!

 

それぞれの演技が素晴らしくてもう感涙えーん

 

けれどどんなに立場が変われど、変わることはないのが

 

子をなして世継ぎを産むこと

 

政もしつつ子をなすことも将軍の務めだという。

どれだけの重荷をその身に背負わすのか。

 

女将軍が生まれたのが家光の時代

家光の生い立ち、境遇があまりに酷でかわいそうで。

そんな中でも出逢えた愛しき者との束の間の幸せ

なのにそれすら取り上げられてまたも突き落とされるショボーン

 

最初に上様の身体に手をつけたものはお手打ちという決め事も出来た理由を知ればそれ以上何も言えなくなる。

 

だから最後に家臣の前で「誰か我が女将軍であることに異はあるかえ!」と放った時は痺れた。

 

やはり上に立つだけの器のあるものはそれだけ過酷な運命を背負うのだと

そしてそれらすべてを乗り越え迷いのない言葉はとても強い。

それは胸の内に愛する有功への想いがあるからに違いなくて。

なのに。

運命は残酷。

どんなに想い合っていても言葉で伝えても足りないという。

そうよね、心は目に見えない。

二人が愛し合って出来た証がない。

有功の嫉妬の炎の凄まじさがあの後ろ姿に全て集約されてた汗

背中だけで語れる、見せるという演技の凄さ。

正直言うと苦手な俳優さんで演技も上手と思ったことがなかった(ごめんなさい)けどこれを見て変わりました

 

時代が変わり、有功様を慕っていた玉栄の娘徳子が将軍の座へ

第五代将軍徳川綱吉

 

妖艶で美しき上様

ここまで魅せてくれるとは思わず、、、驚き

子を病で亡くし、悲しみも癒えぬままに「はよ、次よ」と急かされ

そんな悲しく辛い一夜であるにも関わらず、とても美しいシーンに目は奪われ

綱吉の絶望と悲哀を表情と言葉で語る演技が凄くて。

 

「そうかこれは、辱めであったか」

 

もう子は出来ぬのに行為だけはし続けなければならなかった。

父の呪縛から逃れられなくて言われる通り応え続けた純粋な姫君。

有功様を慕ってたあの純朴な玉栄はどこへ行ってしまったんだろう

玉栄もまたこの大奥という場所に人生を狂わされたんだろうなぁショボーン

 

襲い掛かる刺客から守った右衛門佐。

もう疲れたという綱吉。

「下がれ」と言われても動かぬ佐。

 

「自ら命を絶つおつもりでしょう」と抱きしめ「一目見たあの時から恋をしておりました」と。

そうなのかなとは思ってたけど、、、、とても心洗われるシーンだった。

 

『家の血を繋いでいくだけではない』

 

最後に救われただろう言葉。

ずっと世継ぎだけを求められた行為にすぎなかったのに、ただ男と女としてここにいる。

それはとても安らぐものだったろうに。

 

時は残酷。

ようやく手に入れた安住は長くは続かない。

突然の別れ。

そして、、、、最期はずっとそばにいた吉保の手によって

 

ずっと恋い慕っていたんだ

傷つけられてもそれすら綱吉への血の誓いとなって。

なのに。

当の綱吉はそんな自分を裏切って、佐への想いを口にする。

…寂しかった?

 

 

1話だけで終わり??と思ってた徳川吉宗編

ちゃんと続きありましたっ音譜

よかった~とにかく吉宗公がかっこよくてキラキラ

生き様も内面も外面も全てが凛々しくて惚れるラブ

 

しかし物の値上がり、流行り病と今にリンクしててズンと来るものが。

いつの時代も同じことを繰り返してきて今があるのだなと。

結局吉宗が生きてる間に赤面疱瘡の治療法は見つけられず。

それでも吉宗がした功績は次世代へ受け継がれ、きっとそれをもとに見つかるんだろう、、、ってとこでシーズン2へ

 

大奥は過去ドラマどれもよかったと記憶してたんだけどこの男女逆転よしながふみさん原作ドラマもやってたのねあせる

多分観てたと思うけど調べて吃驚(キャストに覚えはあるから観てたはず)

 

しかし何をおいても役者さんたちの演技力の凄さよおねがい気づき

 

三浦透子演じる家重と母吉宗とのシーンなんて涙涙でもう涙無くしては見られなかった泣

障害ゆえに自分の思いを人に伝えられない。

聡明で先を見通す力も持ちながら理解してもらえない。

「役立たずだからしにたい」という家重に吉宗は「それは裏を返せば生きるなら人の役に立ちたい」ということだと。

そういう風に考えられるなんて…!

 

そんな完璧に見える吉宗なのに家重との接し方が分からないようでいたのは意外だった。

藤波に大奥の男たちを軽んじていると窘められ

「私はどこか人として欠けておるのかもしれん」と弱音を口にしたのも。

それに対して杉下が「欠けてない人などはたしているのでしょうか」と。

この言葉が出てくるとはね、私も欠点をもって人は生まれてくると記事で書いたばかりだったから。

やはり誰にでもあるのよ、その人にとって欠かせない点が。

 

家重のことも龍に「会いに行って声をかけてやってくださいませ。それだけでいいのです」と言われたからこそ

 

母としてただ抱きしめることができたほっこり

それに救われ将軍の座を継ぐことができた娘の決意ぐすん

 

とてつもなく美しい抱擁シーンでしたドキドキ

 

 

確かなモノなんて何もない時代に自分の信念のためにそうするしかなかった人々

思惑、裏切り、、、、

 

誰が責められよう。

誰も責められぬ。

 

誰も。

 

シーズン2開始の秋がめっちゃ楽しみっ爆  笑飛び出すハート

 

 

中島裕翔しし座獅子座×冨永愛しし座獅子座

福士蒼汰ふたご座双子座×堀田真由おひつじ座牡羊座

山本耕史さそり座蠍座×仲里依紗てんびん座天秤座

 

 

おーやっぱりあのかっこよさは獅子座だし

ピュアな家光牡羊座ってのもうんそうよね

妖艶な美しさはやはり美の天秤座たる佇まい

 

やはりその人が輝く役柄に当たると気持ちいいにっこりラブラブ

次演じる方のプレッシャーあるだろうけど(誰か分からないけど)頑張って気づき

 

演出によっても変わるんだなってのも感じれたこの頃。

その人の持ってるもの+他力の大事さ理解できたから見方が変わったニコニコ