情報化と未来
1990年代半ば以降ICT技術が発達して、インターネットを中心とする情報社会が訪れた。それまでの社会の組織・構造は一変し、情報の蓄積・処理・流通を効率的に行うことを可能にした。
なぜ社会構造が変わるほどの変化が起きたのか?
この背景にはコンピュータと情報の結びつきが関係している。
コンピュータを使用すると今まで紙ベースだった情報管理がコンピュータで処理することができ、かつ効率的に作業が進められるようになった。
さらにパソコンとインターネットの登場により世界中のパソコンと情報を共有することができ、誰でも簡単にアクセスすることができるようになった。
パソコンによって多くのことが効率的に行えるようになったため急激に普及したといえるだろう。
このような情報化にはプラス面とマイナス面がある。
プラス面として、先ほどあげた効率化・共有化が進んだということである。
仕事をする上で効率性をあげることは重要なことであるし、他人との情報の共有が簡単にできることは仕事の質を向上させることにもつながる。
一方でマイナス面として、非人間化・セキュリティ対策の問題、弱者に対する問題などが挙げられる。
パソコンと向き合うことが増え、人と接する機会が減少することでコミュニケーションをとれない人が増加すると予想出来るし、情報が漏えいしやすいという問題もある。また、お年寄りなどはパソコンを使えない人がほとんどであるため社会が情報化するにつれて生活が不自由になってしまう恐れがある。
さらにインターネットのもつ自由さというのは一見良いように思えるが、いじめなどの温床の場になる可能性がある。
情報化社会によって効率的・非効率的になる部分があるということをしっかりと理解してデメリットを最小限に抑えつつ、メリットを伸ばしていくことが今後必要になるだろう。
情報化することは必然であり、是非については論じる意味は少ない。むしろ情報化を前提としてどのように活用していくかを議論していくことが重要であると思われる。