東大入試に学ぶロジカルライティング/吉岡友治著/ちくま新書 | くそ英語

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英語を「お勉強」して思った事や、読んだ本で印象に残った事を書いていきます(週4回程度)。ヤバいネタで何回も消された「オウマー日記」(http://sinzinrui.blog.fc2.com/ )緊急連絡場所も兼ねてますが、こっちは良い子も読んで楽しい健全内容。

 半分読んだが、何の役にも立たなかった。そのうち捨てます。
 少なくとも、誰もが一度は聞いたことがあろう「東大入試は奇をてらう難問がない・良問が多い」の類が全くの嘘であることがよく分かった。まあ誰もそんなことは信じちゃいないだろうが。
 よくもまあこんな下手くそな文章の一節を、漠然と「説明せよ」などと言われて、受験生も「説明」できるものだ。しかもその説明文がなんで「説明(少なくとも分かりやすくなってるはずだ)」なのか、さっぱり分からない。
 東大ではなく、私大入試の「◯字以内で文中より探せ」こそが良問である事が大変良くわかった。少なくともあれは、明快な解が1つだけある事を目指している。
 だいたい、論文試験であっても、入試問題であれば、『明確なキモ』があるのが、受験生にとって「良問」な筈だ。就職試験みたいに、訳の分からない「人間力」「可能性」なんか評価されては困るのだ。
 例文の中には東大ロースクールの入学問題も例題に紛れていて、それだけは一応日本語で書かれていた。なるほど、東大で四年間勉強して、「『難しい文章』なるもののほとんど全ては、書く側の技術力の欠如か、はた迷惑な自己陶酔のカッコつけである」と気がついたわけだ。
 素晴らしいことだと思う。
「説明とは何か? 簡単に言えば、同じ内容をやさしく言い直すことである(P.15)」 ええ、ですからそうなってるのかと。

 で、吉岡友治センセ、上記文章の下線部日本語で書かれていたを説明せよ。
 それよりも、「どうして明確なキモがあった方が良いのか。文中の言葉から、20字以内で説明せよ」--の方が良問でしょ?