ねこまたの

おばばと

物の怪たち

【著者・香月 日輪】

舞子は小学五年生。
お母さんが亡くなって、新しいお母さんが来た。
最初は、仲良くやっていたけれど、
継母に子供が出来て、学校でもいじめられいた。
舞子は、自分の居場所がなくなったような気がしていた。
ある日、いじめっ子たちに言われて、行ってはいけないというイラズ神社に行く。
鳥居をくぐったら、異世界に。

そこで、物の怪たちと繰り広げられらファタジー。
野菜が嫌いだったり、泳げなかったりしていた舞子が、強くなっていく。
物の怪達から、勇気をもらったり励まされたりしながら、本当の自分を知っていく。
心温まるストーリー。

子供達の、春休みにぴったり。って感じでしたよ。

因みに、香月氏は2014年(51歳)の若さで亡くなられています。
「妖怪アパートの優雅な日常」というシリーズ化された作品が、有名かと思います。
この作品は、アニメ化もされているようですね。

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