~最終更新日2024/02/10~
爬虫類の選び方
お久しぶりです。
本業が忙しくなかなか更新できない管理人です。
さて、今回は関西の大型爬虫類イベントが近付いておりますので、私が爬虫類(主にヘビ)を購入する際に気を付けているところをご紹介させていただきます。
主にイベント目線で話しておりますので今後のイベントに行く際、皆様のご参考になれば幸いです☺️
目次
・お店選び
・状態確認
・お迎え後について
・さいごに
お店選び
まず購入するにはお店選びからですよね??
1つのお店にこだわらず、まずは1通り見て回りましょう。お昼過ぎからは大抵、人が沢山いるブースが多いですが、一際人が少ないブースがやはりあります。そういったブースは、初心者に優しくない玄人向けの生体を扱っていたり、それなりに問題があるお店のどちらかが多いです。
🔰初心者の方はそういったブースからお迎えは控えた方が良いかもしれません。
慣れてくるとそういったお店には、面白い個体がいることがあるのでどちらにせよ要チェックです❗
話がそれましたが、要は行列のある店に行くのが一番
ということになります。
そういったお店に行った際ですが、こちらの質問に対して親身になって話してくれる店員さんがいるかどうかは重要なポイントになります。
※みるべきポイントや質問する内容につきましては後に記します。
今後、飼育していくなかで疑問点を質問できる人なのかどうか??信頼できる人なのかどうか??など今後の飼育中に起こった出来事をアフターサポートしてくれるかどうかは非常に重要だと思います。少し値段が高いかな?と思っても自分が信用できる人がいる店舗を選びましょう。
状態確認
主にこの部分が選ぶべきポイントになるのですが、1つずつ説明を交えながら紹介していきます。
1.重さの確認
主に持った時の重さになるのですが、見た目の割に軽い個体はやめた方が良いです。(詰まった野菜を選ぶイメージ)
衰弱で一番多いパターンがこれに当たります。
初めて持った場合はわからないかも知れませんので、明らかに軽いと感じる場合や不安な場合は、同じような大きさの個体も持たせてもらい、確認するのも大事です。持たせて貰えない店舗においては使えないポイントではあります。
2.鱗の艶
こちらは見た目のものになるのですが、みた感じ艶がない個体は状態が悪い場合があります。
脱皮前だとくすんでいる場合があるのでそこまで重要ではありませんが、水分が十分にとれていない場合も考えられますので、選ぶ際のポイントの1つになります。
3.お腹の色
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230206/07/sinya-snakes/72/8a/j/o0810108015239428542.jpg?caw=800)
内容の意図は、餌を本当に食べているかはお店の人にしか分からないことなので、最終給餌日からあまりにも時間がたっている場合何か問題がある可能性が高いです。また普通はマウス・コオロギなどを食べますが、鳥しか食べなかったりトカゲしか食べなかったりと特殊な嗜好を持ち合わせている場合がありますので確認しておきましょう。
8.値段
やはり最終的には値段に行き着きますよね??🤣
ただし、同じお店でモルフも同じの場合値段に差があれば問題があるか、モルフのクオリティ差がある場合がほとんどになります。
予算内なのであれば初めは高い方を選ぶのをおすすめします。
無理して高い方を選び、用品などをケチるのであれば用品を揃えてから改めて購入を検討すること。
9.モルフの特徴
初めてのお迎えに関していえば、ある程度の種類は調べていても、モルフに関する情報はなかなか知らない部分が多いと思います。
モルフに関する情報としまして簡単な所でいうと、ボールパイソンのスパイダーというモルフは神経障害が出ることがあったり、ヒョウモントカゲモドキでいうとエニグマが同じ神経障害が出る可能性があるといわれていたりします。
こういったモルフに関しての情報は、販売者には当たり前になりつつあり、聞かないと教えてくれない場合もあります。
事前に全て調べて行くのが良いのですが、やはりイベント等では不意に惹かれる部分がないとはいえないので、分からない場合は、「神経障害が出やすいモルフとかがあると聞いたのですがこの子のモルフはどうですか?」などと一言聞いてみても良いかも知れません。
モルフの例
⬇️ハニービー(スパイダー×ゴースト)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240219/05/sinya-snakes/1a/ae/j/o1080081015403302639.jpg?caw=800)
お迎え後について
お迎えしたら寄り道せずにまっすぐ帰りましょう。
寒暖差には特に注意が必要です。
冬のイベントなどに行く際は、保温・保冷バックやカイロを持参して行くことをおすすめします。
最近では専用の保温・保冷バックやUSB給電のパネルヒーター等が発売されています。
⬇️にどんなものか貼っておきます。
カイロはある程度つけてくれる店舗が多いですが、やはりそれだけでは不安なため、お迎えする際には保冷バックは持っていきましょう。
・寒暖差による霜での蒸れ
・熱さによる熱中症
・寒さによる消化不良や風邪などの体調不良
☝️の3点は特に気を付けて持ち帰りましょう。
ある程度育った個体については、餌は帰ってから24時間以上経過してからあげるとトラブルが少ないです。
どうしてもあげないといけない場合は少なめを意識してあげましょう。
最後に
イベントでは楽しくて財布の紐が緩くなる気持ちは十分に理解できます。
ただ今後10年以上生きる種類がほとんどになりますので、最後まで面倒がみれるのか今一度考えてお迎えしましょう。
もし、何らかの事情で飼えなくなっても外に放すのではなく、購入先の店舗や知人などに相談し次の飼い主を探してあげて下さい。
※ヘビとか蟲なら私に相談して貰っても大丈夫です。
皆様が良き生体に巡り合いますように。
ではまた✋