~最終更新日2024/04/04~


 

 

アルバーティスパイソンについての飼育法をまとめたものです。

随時更新していく予定なので、参考になれば幸いです。

 

目次

 

  基本情報

 
 

  和名  : アルバーティスパイソン

  英名  : White Lipped Python

  学名  : Leiopython albertisii (Northern)

  全長  : 1800mm~3000mm程度

(日本でいう、ゴールデン【ジャヤプラ産】・キミカブラックは大型になる傾向あり)

 生息地域 : パプアニューギニアを中心としたその周辺地域

  食性  : 動物食性(飼育下では、小型哺乳類や鳥などを与える)

 飼育用品 : ケージ、シェルター、床材、レイアウト用品 etc.

 

  飼育ケージ

   

 


個体の大きさに合わせた大きさのケージを用いる。

ベビーだと20×30程度のプラケースでも可。

最終ケージサイズは、2m前後の個体で90×60以上だと考える。

ノーザンの♂️単独飼育だと90×45で可能だと考える。ただし良く動くので様子を見ながらケージサイズは大きくした方が良い。

キミカブラックの大型個体でも120×60以上があれば終生飼育は可能だと思っている。

奥行き60㎝になると既製品は少なくなるため、最終的には自作もしくはオーダーケージになる。

 

 

  水入れ

 全身が浸かれる水入れが良いと思われる。

 ※小型の水入れより全身が浸かれる水入れの方が脱皮不全が少ない傾向にあった。

 陶器製の器やタッパーを使うと良い。大きくなればコンテナ等を使っている人も多い。

 割りと小さめでも丸まって入る。

 

  

  

 マウス、ウズラ、子豚、ウサギ etc.

 小さい時はマウス等を与え、大型化するとラットや豚などを与える。ベビー餌付けの際に、トカゲ類を用いることもあるらしい。

 我が家では、ベビー時にピンクマウスを週に2回、アダルト個体になると1~2週に1回大型のラット・ウズラを与えている。ヤングサイズにはアダルトマウスやヒヨコを使うことも多い。

 鳥類をあげた時の方が身体付きが少し良くなり、便の調子が少し良い気がする。また豚は脂肪分が多いためあまりおすすめしない。※これから色々と試し良い餌を探したい。

 
 

  レイアウト

 現地では木にも登るため高さのあるレイアウトが理想。ただし必須ではないと考えている。

 大型になるためレイアウトする際はしっかりと固定すること。※隠れる場所を作れない場合はシェルターを入れると落ち着く。

 

  その他機材

ヒーター
 冬場等には、温度が低くなるためパネルヒーターを入れる。常設でも良い。

 

革手袋
 荒い個体が多い為用意しておくと良い。ただし、大型個体にはあまり意味がない。
 
 
スネークフック
 上記と同様だが、大型個体には有効。
 噛ませないように扱うと噛んだ際の余計な怪我等のリスクが低減されるため良い。
 

  普段のメンテナンス

 ベビーは週に2回、ヤングは週に1回程度餌を与え、アダルトになると1~2週に1回個体のサイズに合った餌を与える
 ※汚れが目立つ場合はその都度交換する
 

  注意していること

 1.神経質な個体が多い為餌を与えた後、なるべく近くにいないようにする。※振動ではき戻す個体もいるため。特にベビーは注意‼️
 
 2.水切れに弱い傾向がある為、水入れ等が倒されていないか確認を行う。
 
 3. 多頭している際の給餌では、最後飲み込む迄は気を抜かない。※餌と間違い同種も飲み込む恐れあり。基本的に多頭飼育は繁殖目的以外ではおすすめしない。
 

  さいごに

 今実践している飼育方法のまとめになります。

 こんな情報が他に欲しい、訂正した方が良い箇所などがあればコメント等にて教えていただけると幸いです。

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