理解力がない人があなたの周りにいるでしょうか。

何度仕事を教えても、理解できない、

同じ仕事のミスを何度も繰り返す。

このような人と接するのは精神的にも辛くなってくるものです。

また、当の本人も失敗を繰り返してばかりで、

自己嫌悪になってしまうこともあるでしょう。

では、なぜ理解できないことが続いてしまうのか。

そこで今回は理解力がない人の原因をご紹介します。











『そもそも理解していようとしていない』


ゆとり世代とは言いたくありませんが、

やはりゆとり世代は人の話を否定的に捉える側面が多々あります。

そのような人たちに理解させる為には、

一つの事柄を何故そのような背景で起きたのか、

自分自身であったらどう考えるのか?

までを一緒に考えて理解させないと難しいケースが多々あります。

しかしこの方法では各個人別に話をしなければいけないので、

大多数の場合には非常に不効率になります。

そこで、ゆとり世代は横のつながりを重視していますので、

その世代の中でも代表格の人間と綿密に時間を取って話をし、

理解してもらえれば後は勝手に波及します。

横のつながりが強い世代だと申しましたが、

良いことも悪いことも、瞬時に広がりますので、

上手に話をすれば案外簡単です。











『自分自身がいっぱいで理解できない』


何時も何かに追われ、

仕事やタスクを残してしまう人に多い傾向です。

そのような人には理解させる前に、

その人の問題を取り除いてあげる事が必要になります。

相談するような口調で、現在何に追われているのか

(家庭問題なのか仕事問題なのか、はたまた友人関係なのか)を紐解き、

解決策を提示してあげます。

そうすると、その人のメンターとなり、

その後の説明もゆっくり理解してくれます。












『理解するだけの土台を持っていない』


例えるなら、いくら優秀な幼稚園児に

大学講義を聞かせえても無駄である事のように、

その人の知識不足や人間としての成長不足がある場合もあります。

このような場合は理解させるのは難しいので

、理解させたい内容を細かく砕いて、

目標を持たせて話をしてみる事が一番効果があります。

極端な例ですがゴミ分別を

いくら話しても理解してくれないとしましょう。

その場合、ゴミ箱を色分けし色で理解してもらう方法をとります。

そして一回実施するたびに褒めたたえてみましょう。

人間は自分が嬉しかった行動は、

繰り返す生き物ですので喜ばれてうれしい事を繰り返すのです。










『相手の話をキチンと聞かない』


理解力がない人の原因として、相手の話を聞いているように見えて、

しっかりと聞いていないということが有ります。

この人なんでこんなに理解力が無いのだろう、

と思った人に対して「今なんて言ったか復唱してみて」と言ってみると、

キチンと言えないといった人が多いです。

話を聞いている姿勢はとても良くて、返事もしているのに、

言ったこととは違うことをやっていたりすると

説明したのに本当に理解力の無い奴だなと思います。

話を聞いているように見えていても、

聞いている最中に全然違うことを考えていたり

全く何も分からないまま威勢のいい返事だけをしてしまうというのも、

理解力の無い人の特徴です。











『自分だけが正しいという先入観が強い』


理解力が無い人の原因として、

自分だけが正しいという自己中心的な考え方が強い人が

理解力が無い人と思われがちです。

理解力が無いというよりは、頭がかたく理解が出来ない、

理解する努力が出来ないと言った方が分かりやすいでしょう。

小さなころから過保護に育てられたり、

甘やかされて育ったりすることで自分が一番正しい、

自分の考え方で行動する方が一番上手くいく

というような思考回路でいる傾向があります。

そのため、会社の人や友達等に考え方を正されたりするときに、

訳の分からない屁理屈を並べてしまうために、

周りの人にとっては理解できない人なんだなと思われてしまうのです。

また、人から注意をされても、

自分が正しいと思っているわけですから直そうとも思わない、

相手の言っていることに聞く耳を持つ前に

言い訳を並べてしまうという特徴が有ります。

言われている最中に、「だから」や「わかっているけど」

などの言葉を多様していると、

根本的に理解していないんだなと思われがちになります。

そして、結果的に理解力の無い人ととらえられます。









『応用がきかない』


理解力が無い人の特徴として、

世間知らずで応用がきかないという傾向が有ります。

一度説明するのにも、細かく一から説明をしなければなりません。

そして、応用もきかないために同じことを何度も聞いてしまいます。

結果、理解力が無いと思われます。

例えば、上司が前回のことを踏まえて説明をしていても、

応用がきかない訳ですから一から説明をされなければ理解できません。

結果的に何度も同じ質問をしてしまうことになります。

知識を吸収する努力をせずその場しのぎで生きている人は理解力の無い人が多いです。








理解力がない人というのはどこの仕事場にも一人ぐらいはいるものです。

そのような人と一緒に仕事をするとなると、

どうしても非効率になったり、非生産的になったりすることでしょう。

それを乗り越えて、最終的にはバリバリ仕事ができる人に育てばいいのですが、

そう上手いこといかないのが理解力がない人なのです。

とはいっても放置するわけにもいかないですし、扱いがとても難しいです。

なので、まずはしっかりとその人と向き合って、原因を見つけることが大切です。

この作業は、自分が理解力がないのではないか?

と考えている人にもかなり有効な方法です。

原因が分かれば対処する術は必ず見つかります。

時には、仕事に興味が持てないから、ということもあるでしょう。

そんな時はさっさと仕事を変えて、次で頑張るようにするのが良い決断です。

なんにせよ、こうして原因を見つけないといつまでも同じことの繰り返しなので、

時間の無駄になってしまいます。



















今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

応援よろしくお願い致します。


人気ブログランキングへ