人と接していて、

この人は被害妄想的だな、と感じる事もあれば、

人の言葉に傷ついてしまい自分は被害妄想的だな、

と気付く事もあるでしょう。

自分を守るための軽度の被害妄想ならば、

社会生活をスムーズに過ごすにおいて

決してマイナスになるだけではありませんが、

もっと楽しく他人と接するためには

被害妄想は無きに越した事はありませんよね。

あまりにも被害妄想が強いと、

傷つきたくないあまりに一人を選んでしまいますし、

他人からも接し辛い人だな、と距離を置かれしまい

他人との交流から遠ざかってしまいます。

そこで今回は被害妄想の原因についてご紹介します。






『過去のトラウマ』


過去に人に裏切られてしまった、

他人が悪口を叩いているのを聞いてしまった、

などの経験から被害妄想気質に

なってしまったパターンもあります。

社会には色々な人がおりますので、

裏切る人もおれば悪口を叩く人もおります。

どんなに誠実で優秀な人物でも、

悪口を叩かれる事はあります。

特に幼少の頃の傷は大人になってもひきずってしまい、

幼少の経験から被害妄想気質が身に染み付いてしまう人もおります。

普通は、いわれのない非難を受けてしまった場合、

自分は間違っていないのだからと堂々としている事ができますが、

経験の少なく判断力の無い内気な子供の場合、

自分が悪いのだと思い込み後々にひきずってしまいます。

自分に悪いところがあったな、と心当たりがある場合でも、

非難を受け入れて成長すればトラウマにはなりません。







『自信が無い』


被害妄想的な人物は、

内気、優柔不断、自信が無い、臆病、との傾向にあります。

自信満々な人物はいちいち被害妄想に陥ったりはしていません。

自信が無い、優柔不断であるために、

他人との関係に不安になってしまい被害妄想が起こってしまうのです。

自分に自信のある人物は自分が正しいと思っているために、

他人からの非難や不誠実を怖れません。

騙される、馬鹿にされる、嘲笑される、非難される事を

怖れない人間になれば自ずと被害妄想は解消されます。







『対人経験が少ない』


人を信じる事を知らない人もおります。

普通、学校、社会で沢山の人間と関係を築いてきておれば、

信じられる人、信じられない人の見極めができるよう成長します。

あまり人と接した事が無く、関係を築いてこなかった人は、

信じられる人と信じられない人の見極めが困難であり、

自分を守りたいがために常に被害妄想っぽくなってしまいます。

常に被害妄想的であれば、良い人間は勿論、

悪い人間を遠ざける事ができ、

他人に騙されたり損をする被害を防げます。

被害妄想は有る意味自己防衛術でもありますが、

過度な被害妄想を持っていると人間関係を築く事ができません。

一度、他人からの被害を怖れずに

面と向かって堂々と接してみると改善されるはずです。







『自分が不誠実を働いてしまう人間』


誠実で潔癖な人間が

被害妄想に陥ってしまう事は勿論ありますが、

自分が他人の悪口を言ってしまう、

他人を裏切るつもりでいる考えを持っている人は、

被害妄想が起こりやすいです。

自分が他人に対して不誠実を働いてしまう人間なのですから、

きっと他の人も不誠実な人間なのだろうと思い込んでしまうのです。

人間とは裏表があるものであり、

誰もが他人を嫌悪しているのだと疑り深くなってしまいます。

まずは自分が誠実な人間になってみましょう。







『病気が原因』


相手から攻撃をされてしまったように感じる、

相手が不誠実を働いているのではないか、

などの程度の低き被害妄想ならば、

誰しもが経験をするものです。

しかし、病気から来る被害妄想は程度が大きくなっており、

他人も自分も苦しめてしまいます。

統合失調症という病気は被害妄想が強い病気であり、

他人が悪口を言っている、他人が自分の事を嘲笑している、

と思い込み他人を攻撃したり、自分を貶めてしまいます。

あまりにも不快な被害妄想や、ストーキングされている、

常に監視されている、との妄想は病気から来ている可能性もあります。

病気から来る被害妄想はその人物の内気な性質や、

ストレスや不安が多い生活環境にも少々原因がある事がありますが、

明確な原因はまだ不明です。

治療で被害妄想を軽くする事はできますので、

どうもおかしいな、病的だな、と思ったら

精神科を訪ねてみましょう。




被害妄想とは、ただの思い込みの事ですが、

時として妄想ではなく事実であるケースだってあります。

もしかしてあの人は私を嫌っているのでは、

この人は私を騙しているのでは、と被害妄想が発生しても、

思い込み通り事実であるかもしれないのです。

少しも被害妄想が無ければ

無遠慮で騙されやすい人間になってしまうでしょう。

軽度の被害妄想は人間関係を

円滑するために必要な要素でもあります。

被害妄想を完璧に無くそうと努力をする必要は無く、

被害妄想と上手く付き合って行きつつ

適度に対人関係を養って行けば、

とても居心地の良い生活になるのではないでしょうか。





















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