グルメ番組などで

「こだわる」というと

食材などを良いものを使用している

などのイメージがあります。



しかし辞書で調べてみると

下記のように書いてあります。




【こだわる】

1) すらすらと行かないで、

 ひっかかったりつかえたりする。


2) 気にしなくてもいいようなことが

 心にかかる。気持がとらわれる。

 拘泥する。


3) 故障をいいたてる。

 わずかのことに理屈をつけて文句をいう。

 なんくせをいう。こだわりをつける。


4) ( 2)から転じて)ある物事に

 強く執着して、そのことだけは

 譲れないという気持を持つ。

 「本物の味にこだわる」

(小学館『日本国語大辞典  第二版』より)


とあります。




本来はつまらないことに気持ちがとらわれて、

そのことに必要以上に気をつかう、

拘泥するというように

よくない意味で使われる言葉でした。



それがいつからか、

4) にあるようなプラスの意味で

使われるようになりました。




つまらないことに気を使うのではなく、

細かいことにまで気を使って吟味する、

というような意味で使われています。




先日の「殿」などもその例ですが、

普通、言葉は徐々に悪い意味に

落ちていく場合が多いです。



「こだわる」というのは

本来はよくない意味を持つ言葉が

よい意味で使われるようになった

珍しい例です。













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