今日は指しゃぶりについて書きます。

これも、日本小児歯科学会のホームページから

引用させて頂きました。

これも、考え方は色々あって、

なるほどと思ったので、

皆様にも知って頂こうと思いました。

http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_05.html



「小児科医の考え方」

指しゃぶりは生理的な

人間の行為であるから、

子どもの生活環境、

心理的状態を重視して

無理に止めさせないという意見が多いです。

特に幼児期の指しゃぶりについては、

不安や緊張を解消する効果を重視して、

歯科医ほど口や歯への影響について

心配していないそうです。



「小児歯科医の考え方」

指しゃぶりは歯並びや

噛み合わせへの影響とともに、

開咬になると発音や嚥下、

口元の突出、顎発育への影響も出てきます。

不正咬合の進行を防止し、

口腔機能を健全に発達させる観点からも、

4~5歳を過ぎた指しゃぶりは

指導した方がよいという意見が多いです。

4歳以下でも習慣化する危険が

ある児に対しては指導する必要があります。


「臨床心理士の考え方」

指しゃぶりは生理的なものとしながらも、

4~5歳になっても持続する場合は、

背景に親子関係の問題や、遊ぶ時間が少ない、

あるいは退屈するなどの

生活環境が影響しているので、

子どもの心理面から

問題行動の一つとして対応するそうです。




指しゃぶりへの対応の仕方

「乳児期」

生後12か月頃までの

指しゃぶりは乳児の発達過程における

生理的な行為なので、

そのまま経過をみてよいそうです。




「幼児期前半(1~2歳まで)」

この時期は遊びが広がるので、

昼間の指しゃぶりは減少します。

退屈なときや眠いときに見られるに過ぎません。

したがって、この時期はあまり

神経質にならずに子どもの

生活全体を温かく見守って大丈夫です。

ただし、親が指しゃぶりを非常に気にしている、

一日中頻繁にしている、吸い方が強いために

指ダコができている場合は4~5歳になって、

習慣化しないために親子に対して

小児科医や小児歯科医、

臨床心理士などによる対応が必要です。



「幼児期後半(3歳~就学前まで)」

すでに習慣化した指しゃぶりでも、

保育園、幼稚園で子ども同志の遊びなど

社会性が発達するにつれて

自然に減少することが多いです。

しかし、なお頻繁な指しゃぶりが続く場合は

小児科医、小児歯科医、および

臨床心理士による積極的な対応が必要です。



「小学校入学後」

指しゃぶりは殆ど消失します。

この時期になっても固執している子、

あるいは止めたくても止められない子の場合は、

小児科医、小児歯科医および

臨床心理士の連携による積極的対応を行います。




おわりに

全体として指しゃぶりについては3歳頃までは、

特に禁止する必要がないものであることを

保護者に話すようにすることが大切です。

それと同時に保護者は子どもの生活のリズムを整え、

外遊びや運動をさせてエネルギーを

十分に発散させたり、手や口を使う機会を

増やすようにします。

スキンシップを図るために、

例えば寝つくまでの間、

子どもの手を握ったり、

絵本を読んであげたりして、

子どのを安心させるようにします。


絵本を読むときは一冊だけといわないで、

好きなだけ読んであげるというと、

子どもは眠りながら夢の中でも

読んでもらっている気がして

親の無限の愛情に包まれます。





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