独学とは、学ぶにあたって、

先達者の指導を仰ぐことなく

独力で目標をたてて

習熟しようとする学習方法、

能力開発の方法です。

"self-taught" などとも言います。

なお、ここで言う「学び」とは、

学問が第一ですが、それに限りません。




ある分野において素地が無い地域や

発展途上にある地域に生まれた場合、

学ぼうとする者は、素地のある地域や

先進地域に移らない限り、

選択の余地無く独学することになります。

そのほか、自ら進んで

師に頼らずに学ぶケース、

発達障害などで学校教育の枠に馴染めないケース、

語学など学習者が内発的に動機づけられていれば

独学が可能な分野であるケース、

学校に支払わなければならない

授業料の納入義務など

経済的な負担に耐えられないケースなどがあります。

数週間など短期的に師事した場合は

独学とみなされるケースと

師事とみなされるケース、どちらも存在します。

いずれにせよ、『論語』に

「思いて学ばざればすなわち危うし」とあるように、

アドバイスをあまり受けない独学では、

自己満足や独善、あるいは誤った道に進まないよう、

同好の士との情報交換が重要です。

宮崎市定は『論語』のその章の注釈で、

「ある貧乏な青年が小学校を出たあと

独学で数学の研究に励んでいました。

10年後に『数学上の大発見をした』と

町の中学の教諭に見せにきたものは、

二次方程式の解き方であった」

という逸話を紹介して、

「学校で学べば1時間で済むことです。

それだけの時間を師に就いて学べば

本当に有益な研究が出来たかもしれない」

と述べています。 しかし一方で、

かかる分野で常識となっている

知識を得ないまま独学で臨んだがゆえに

先入観という壁に阻まれることなく、

専門家たちを悩ませていた課題を

別の切り口から解決してしまう

といったようなケースも、

枚挙にいとまがありません。





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