昨日に引き続き・・・。

消費税増税法案は

非常に大きな問題を提起していると思います。

一つ目は約束の問題を取り上げました。


二つ目は借金の先送り問題です。

日本の借金は23年度末で700兆円を超えています。

地方自治体の借金を入れれば900兆円を超えるそうです。

もちろん、この借金がなぜ生まれたか?と考えれば、

日本の景気を良くするために、国や自治体がお金をばらまいたからです。

お金をばらまくと言っても、国民に対して

平等にばらまいた訳ではありません。

当然、国から仕事を請け負った企業を

中心にばらまかれた訳で、

その企業の人の給料が上がり、

その人々が消費をする事で、

その周りの人々の仕事が増え、

同様に、給料が増え、消費が増え、・・・、

これを繰り返す事によって、

日本の景気が良くなると言う観点で、

みんなが平等にばらまきの恩恵を受けられる、はずでした。

しかし、入って来たお金を全て使う人はあまりおりません。

どこかで一部が預金などにプールされてしまいます。

全てが使われる訳ではないのです。

実際に企業の現預金残高は2011年3月で211兆円、

家計の金融資産残高は1476兆円とかなりの高水準です。

結局は国が一部の国民にお金をばらまき、

それが預貯金に回っているだけで、

国民のほとんどはその恩恵を受けられていないのが

現状ではないかと思います。


ギリシャやスペインと違って、

日本の国債を持っているのは

ほとんどが日本の銀行など金融機関です。

そして、それは国民の預貯金で買われています。

ギリシャやスペインは他国の政府や

企業が持っている割合が多いので、

期限までにきちんと返済する必要があります。



日本はどんなに借金が増えても

国債を一文無しにしてしまえば、

借金は0になり、それで被害を受けるのは

預貯金の多い人であるから、

日本が破綻する事はないと言っている人も多いです。



しかし、そんな事をしたら、

お金持ちの人がみんな日本から出て行ってしまい、

日本の「円」と言う通過の信用がなくなり、暴落します。

すると「円」をいくら持っていても二束三文ですから

日本の国を立て直す事さえ出来なくなると思っています。



借金はある見通しを持ってする事は

かまわないと思いますが、

足りないからお金を借りると言う事では、

問題を先送りにしているだけです。


国は自治体と違い、滅びる事はあっても、

自己破産が適応されません。

自己破産をしないならば、

それは子供や孫の世代に借金を

押し付けているだけです。


昨年の7月30日のEconomist誌の巻頭に

「Turning Japanese(欧米の日本化)」と言う記事があったそうです。

出典
http://wallstny.exblog.jp/15282922/


日本は問題を先送りする事が常套手段と

欧米では考えられているようです。



問題は先送りにしない方で、

どんどん片付けていかなければ

足かせが増えるだけで、

今後の行動が制限されてしまうと考えております。





ブログランキングでの順位を
チェックしてみてください。


人気ブログランキングへ