年次改良の正式発表があり、更新されたカタログもひと通り目を通し、いよいよ契約に向けて動いた。

 

まずは、こちらの欲しいものを整理して決定し、ディーラーでは躊躇せずに伝える。

売り手市場の現在、どうせ値引きも望めない。

 

〜車体〜

グレードは『RS』の一択。

コスパ重視なら『G』グレード、そこそこの装備が欲しいなら『Z』となる。

今回、敢えて人気低迷中のセダンを買うのだから燃費が悪かろうと、走りの『RS』が欲しかった。

お金出してまでストレスを溜めたくない。照れ
 
〜持論〜
個人的に、旧クラウンセダンの後継車は、『クラウンセダン』ではなく『クラウンクロスオーバー』だと考えている。

私が『クラウンスポーツ』や『クラウンセダン』を選ばなかった理由はここにある。照れ

 

トヨタは当初、『セダン』の開発計画はなく、低迷するセダンに見切りをつけ、クラウンシリーズの第一弾としてクロスオーバーを出してきた。

おそらく、一部のコアなファンを除いてセダンの人気がないから、セダンとして出したとしても売上は見込めない。

だから、今流行りの『SUV車』に似せたクロスオーバーとして、また若い人のデザインで出してきた。

立ち位置としては、旧セダン派の中でも柔軟な思想のクラウンファンとある程度の収入のある40歳代からの若手をターゲットとして、純粋なセダン後継車ではないけど、脱セダンとしてのクラウンは如何ですか?的な商品である。

 

もちろん、中途半端なほぼセダンとして出してきたから何だコレ?的な反発はあったが、クラウンシリーズの中でも、いわゆる『アスリート』に匹敵する『RS』を用意しているのはクロスオーバーだけ。

 

また「セダンも出そう」との一言で出てきたクラウン新セダンは『ミライ』のマイナーチェンジ版であって、旧クラウンセダンの流れを組むものではない、ただの名前貸し車両。

リアのセンタートンネル(水素タンク部)のバカデカさには閉口せざるを得ない。


強引だが、クラウンシリーズの中で、唯一、旧クラウンセダンのポジションに最も近いのは、クロスオーバーであって、シリーズ中、アスリート仕様と呼べるのは『RS』しかないと勝手に思い込んでいる。えー


〜オプション〜
◎〜必須、○〜あった方が良い
△〜社外品でも可、✕〜不要

【メーカーオプション】
◎プレシャスホワイトパール(55,000円)
◎パノラマルーフ(110,000円)
○リアサポートパッケージ(279,400円)

【ディーラーオプション】
○モデリスタエアロパーツ(476,520円)
◎ETCセットアップ(2,750円)
○テレビキャンセラー(38,500円)
△ナンバーフレーム(2,200円✕2枚)
△マットエクセレントタイプ(67,100円)
✕〜サイドバイザー
✕〜ボディーコーティング

〜検討〜

◎プレシャスホワイトパール(55,000円)
ブラックと迷った。
夜にランニングしてたら、黒のクロスオーバーが駐車場でヘッドライトを切って、フロント(一文字)とリア(赤色)のスモールライト点灯の状態で停まっていたが、カタログのワンシーンよりもさらにカッコ良かった。
マジでバットモービルかと思った。びっくり
ただ、誰もが知っているとおり、ブラックはボディーの細かな傷やウォータースポットが目立ちやすく、手入れが大変。
そこをコーティングでカバーしようと考えたけど、コーティングしても手入れは必要。
ましてや機械洗車はダメらしい。
と言うことで、無難な『プレシャスホワイトパール』(有料オプション)を選択。

◎パノラマルーフ(110,000円)
基本的に、リセールバリューは考えてない。
無いよりあった方が良いのは分かるが、結局はその時の車両の需要相場であって、パノラマルーフが着いていることによって、実際にどれ位上乗せされているか不明。
ただ車内が明るくなれば良いな〜との思いで取り敢えず装着する。照れ

○リアサポートパッケージ(279,400円)
これは、リアシートのリクライニングやシートヒーター等を含めたオプション。
ハッキリ言って高い。
でも、わずかな角度でもシートがリクライニングしたら楽だし、ハイブリッドなら冬場のシートヒーターは必需品だ。
一応、予算次第だが、ほぼ必須と考えている。

○モデリスタエアロパーツ(工賃込476,520円)
これは、かなり悩んだ。
そもそもモデリスタ装着車両を見て、めっちゃカッコ良いとは思っていない。
普通にカッコ良いとは思うが、私にとっては必須でもない。
クロスオーバーは、セダンとRVの中間(良いとこ取り)となるコンセプトで、僅かに車高が上げられている。

だから、リフトアップのクロスオーバーにわざわざエアロを着けて車高を下げるなんてナンセンス。

意外とノーマルのシュッとしたピックアップスタイルは悪くない。
しかし、クロスオーバー故に、実際にはRV風に見せかけているだけ。
ボディー周囲下部を黒の樹脂パーツで囲み、地面から浮いた(車高が上がった)様に見えるデザインにしている。
実際に、クロスオーバーと旧セダンの最低地上高の差は僅か1cm。

レースカーの1cmは大きいかもしれないが、私からすれば、市販車のたかだか1cmである。

この点、クロスオーバーが旧セダンの後継車であると思った理由でもある。

実質のクーペスタイルセダンなんだから、エアロを装着しても良いんじゃない?と。
ちょっとズングリムックリに見えるけど、RVではなく、ボリュームのあるセダンと言うことで・・・口笛
一応、ディーラーオプションなので、暫くはキャンセルがきく。

◎ETCセットアップ(2,750円)
問答無用で必須。

○テレビキャンセラー(38,500円)
YouTube等を見るだけなら、オットキャスト等を接続したら解決する。
しかし、走行中のナビ操作(ルート変更)やテレビ試聴等ができないのは不便である。
一方、最近のオーディオディスプレイにTVキャンセラーを接続したらエラーや故障につながるとの情報もある。
通販等の安価で信号をカットするだけの質の悪いものならば、その様なリスクもあるが、そこそこのメーカーが出している最新のものは対応しているとのこと。(システムを騙すと言う意味では、原理は皆同じだが、信号を返す回数や能力、性能が高いとかどうとか。)
もちろん、事あるごとにディスプレイオーディオがシステムアップデートされていることを考えれば、完全に不具合はないとは言い切れないが、一応、ディーラーが装着(保証)してくれる製品だし、高いけどまぁ良いかと腹をくくって装着することにした。
ちなみに、今回取り付けるメーカーは、『日本電気サービス』。
にしても、工賃込みで4万円近いのは高過ぎやしないかい?

△ナンバーフレーム(2,200円✕2枚) 
社外品でも良かったが、納車後の取り付けすら面倒なので、メーカーオプションで頼んだ。

△マットエクセレントタイプ(67,100円)
ヴォクシーでは社外品を購入し、半額程度で購入できるうえ、質感も相応だった。
迷ったが、何もつけずに値引きしろとは言えないし、今回は純正の『エクセレント』の質感にかけてみた。

✕〜サイドバイザー
最近のサイドバイザーは、ボディーに溶け込むような、薄くて邪魔になるようなものではなく、車内喫煙者にとっては、雨の日の車内換気に便利。
しかし、私は車内喫煙はしないし、降雨時の車内換気は空調で何とかなるから、今回初めて装着しないことに。

✕〜ボディーコーティング(155,000円位)
今回の担当者も一番勧めてきたアイテムであり、私が断らないから、最後の最後まで見積もりに入っていたチュー
これまでは、毎回オプション選択をして施工してもらっていたが、最近見た『ディーラーコーティングは、ボッタクリ』の様なYouTube情報を真に受けて(笑)、今回は外注することにした。
余談だが、仮にコーティングつけても、1万円程度しか値引きしてくれないので、費用対効果が悪すぎる・・・キョロキョロ

●内装色は、ブラック/サドルタンを選択。
これも最後までフロマージュ(白系統)と悩んだが、汚れが目立ったり、ジーンズ等の色移りが気になるのと、時に車内が明るくなりすぎて眩し過ぎる(笑)と思い、一見すると地味な配色だが、「まぁ、ダークチェスナッツの代わりのカラーとして大きな失敗はないだろう」とサドルタンにかけてみた。
クロスオーバー内装(サドルタン)
ちょっと茶色部分が多く、しつこい感じがする。
木目調ではないから、差し色的な使い方で良いのだが・・・ガーン
モデリスタの外装と相まって『見た目はガキ、中身はオッサン』とコナン仕様の車になった。

ハリアーみたいな感じになるのかな?


〜見積もり〜

いつも世話になっていない方のディーラーに行ってもろもろの希望を伝えたら『800万』オーバーの見積書が出た。

まぁ、改良による車両本体価格の30万の値上げとモデリスタやリアサポートで、既に100万ちょいを持って行かれているから仕方がないか。

しかし、端数くらい切ってくれよな〜!!えー

担当者は、今、この場で決めて欲しいみたいで、更なる値引きについては店長に相談するとのこと。

ただ、家の用事もあり、私も冷静にならなければならないので、「妻と相談して、また連絡します」と言い残して一旦帰宅。


帰宅後、たこ焼きを食べながら、妻にオプションや総額等を報告。

ノーマルとモデリスタの比較画像等を見せたり、デメリット等も説明したのだが『どちらでも良い』と・・・そっけなく返されたガーン

興味ないんかいっ!ショボーン

さらに『価格に拘らずに、もう決めたら?』と、どっちの味方なのか・・・キョロキョロ


〜契約〜

カレンダーを見るとちょうど『大安』だったので、私も早く決めたかった。(笑)

閉店間際の夕方に連絡して「誠意を見せろ!」とは言わなかったが、担当者から『店長(部長)に掛け合うのでお願いします。』となり、結果800万を切ってきた。

仮にどの様な数字であっても契約するつもりだったので、提示額については特に良いとも悪いとも思わなかった。

ちなみに残価設定やコーティングもつけていないのに、10万以上の値引きをしてもらている。

年次改良後のモデルとしては良い方と思う。

私にとっては、今回の件でディーラーを変えたかったので、お互いに良い感じで契約できて良かったのではないかと思っている。

まぁこれから世話になりますよ。ニヤリ


〜今後〜

納期は、7月中か遅くても8月初旬らしく、早くなることはあっても、これ以上遅くなることはないとのこと。

納車日は、1ヶ月前には確定するらしいから、それまでに現ヴォクシーの売却先、コーティング施工店、スモークフィルム施工、便利グッズ等をじっくり吟味していく。

モデリスタのサイドドアガーニッシュ・・・
コレいるかな?
未だ要らんかな?と悩んでいる・・・(笑)