今、期間限定で上映中の映画『タイタニック3Dリマスター』を観て来た。

映画『タイタニック』は、もう、今となっては古い映画で、テレビでもやっていたし、知らない人はいないくらいの大ヒット映画。

 

当時『船が沈没するだけのパニック映画』との先入観を持って映画館に観に行ったが、実際は、タイタニックの再現度の高さや、沈没時に船の傾きに耐えきれずにすべり落ちていく人の『まるでゴミの様だ!』的な衝撃CGにド肝を抜かれた。
そして、ジャックとローズの階級差カップルが織りなす、たった数日の船上ラブストーリーや物語を語るお婆ちゃんローズが、最後の最後にタイタニックとジャックの眠る深い海に例のダイヤを投げ入れ、そこから大勢の人から祝福を受けるジャックとローズのハッピーエンドバージョンのエンディングへと流れる演出には、完全に心を持って行かれた。
さすがキャメロン監督、天才か!!と思った。
もう私が生きている間に、本作を超えるタイタニックを題材にした映画はできないだろうし、こんな作品には二度と巡り会えないと思っている。
 
そんな映画タイタニックが、期間限定とは言えIMAX3Dリマスターで上映されるとのことで、振替休日が取れた月曜日に勇気を出し、男一人で見に行ったのだった・・・口笛
 
 
〜映画館〜
『アントマン&ワスプ〜クアントマニア』は、観たい気もするが、もう飽きたかも。
『シン・仮面ライダー』は、Amaプラで観た『シン・ウルトラマン』が最低な内容だったから期待はしていないし、まして金を払って観ようとも思わない。
 
『鬼滅〜』は、みんな完全に飽きた?
 
ジェームズ・キャメロン25周年バージョンのタイタニックポスター
 
3Dメガネは、前回のアバターで使ったものを持参したから、100円浮いた・・・ニヤリ
 
月曜日の昼過ぎなのに、座席の70%位は埋まっており、どちらかと言えば男女のカップルよりも女性同士が多く、私の周囲は女性ばかりだった・・・口笛
ちなみに、私の隣には清楚な女性が一人で観に来ていて、何か映画に対する強い意志が感じられた。
私自身が一人でタイタニックを観るのにそれなりの勇気を出したけど、この女性はそんな気配もなく「観たいから来ただけですけど何か!?」みたいなオーラが出ていた。
「一人で映画はないわ〜」ではなく、一人だろうが何だろうが、しっかり自分の気持ちを大切にし、自分の意志を貫いて行動できる女性が増えたら良いな〜と思った。
 
 
〜映画タイタニック〜
映画の詳細や感想は、今更なので省略。
 
長時間映画なのに中だるみすることなく、全体の構成やバランスの良さが秀逸。
映像、音楽、ストーリー、演技等の全てが高次元でまとまった非常に良い作品だった。
 
3Dについては、タイトルの『TAITANIC』が一番飛び出ていたくらいで、後は字幕が浮いてるな〜程度の自然な強度の立体感。
3Dメガネは自体は鬱陶しいけど、4Kクオリティーも相まって、映像の輪郭がハッキリ見える等の良い面もあった。
ちょっと青っぽく見えるのは3Dメガネの影響だから仕方がないが。
 
今見ても古臭さを感じないビジュアル。
 
お約束の名シーン。
ジョセフィーヌの歌がイマイチピンとこない。
 
実物大の模型とCGを上手く融合させた撮影(編集)技術は、高いレベルで違和感なし。
 
当時は、タイタニックの話は聞いたことはあるけど、沈没時の状況等は想像がつかず、考えたこともなかった。
ただの沈没ではない、巨大船のこんな姿を誰が想像できたであろうか。
タイタニックにしてもジュラシックパークにしても、予想や想像を映像化したことにより、映画を通じて、より理解することができたと思う。
 
『生きろ!』って言う強いメッセージ
何人の人が、ジャック生存説を望んだろうか。
 
ちなみに周りの女性の鼻をすする音で、私の集中力が途絶えた・・・・えー
 
エンドロールでは、セリーヌ・ディオンの力強い歌声を聞きながら、感傷に浸った。
 
元祖『タイタニック』ポスター
 
タイタニックは、BluRayも持っているので、家でいつでも見ることができるけど、映画館の大スクリーン、大音響で観る機会はそう滅多に無いので、今回は映画館で観ることができて本当に良かった・・・照れ