ちょうど1か月前の6月27日(土)ーすわ、ダブル台風7号、8号首都圏直撃か!ー という日の出来事である。あの日からこの1っか月の物語が始まる。
私は前日の職場の歓迎会で年甲斐もなく痛飲し、眼鏡とスマホを破壊したもののなぜか身体的には右手親指の擦り傷のみで、帰巣本能の緊急発動により、帰宅した(らしい)が、ひどい自己嫌悪とセットの二日酔いの朝を迎えていた。
夜9時ごろに首都圏直撃とのニュースを見ながら、スマホと眼鏡を何とかしなければと、重い体を引きずって横浜西口へ。めがね屋やらドコモショップをやらを歩き ー幸いメガネはフレームの一部交換で完全復活、スマホは「買い換えた方が安いと思いますよ~」と店員に言われ原因を思い出すと苦笑いー ともかくいったん帰宅し、台風のことも多少は気になったので、階下に同居の母90歳、父91歳の両親を訪ね、昨夜の酒の失敗談を交えつつ世間話しを数分する。元気そうなのを確認し、階上へ戻ろうと体を反転し二階への通用口へ向かい始めた時、「目が回る」と台所に立つ母が言う、「大丈夫?」っと振り返ると、すーっと一瞬失神したかのように直立のまま後ろへ転倒し後頭部を床に強打した。
慌てて駆け寄り母を少し起こして声をかける。意識はある。耳の遠い父を怒鳴りつけるように呼びつけて母の肩を腕に抱かせて、階上の妻と娘を呼びつけて、救急車を読んだり、氷で頭を冷やしたりと必死の救急活動を繰り広げる。
気のせいかもしれないが、救急車はなかなか来なかった。119番通報は「込み合ってつながりにくい状態です」という音声案内が来たぐらいだから、実際、時間はかかったはずだ。
救急隊が自宅に到着して脳神経外科横浜東病院に搬送された。私と娘が同乗した。