聖教新聞のグローバルウォッチより
そこで、他者を利する「利他」が重視されるわけですが、利他性には限界があって、それぞれの置かれた状況や適性などによっても変わってくることを知らなくてはいけません。近年は介護や育児による「燃え尽き症候群」など、過度な負担を背負った結果、心身のバランスを崩してしまうこともあります。
重要なのは、一人一人が無理なく、持続可能な形で利他を行う。自利と利他の中道的なバランスを保って、なるべく自利を阻害しないで利他を行うことです。
そもそも、多くの人にとって過度に利他的な行動をし、社会に大なり小なり貢献することは、生きる喜びという自利に繋がると思います。
ですから今、市民レベルの幸福度を高めていくためにも、利他と自利がバランスよく繋がる在り方や事例、そのための方法論といった情報をシェア(共有)し、一人一人が当事者意識を持って行動できるようにすることが必要だと考えます。 終わり